コーエン兄弟11作品目。
久しぶりの映画鑑賞でしたが、まぁ~いい作品でした。
期待していたコーエン兄弟のスタイリッシュな映像も健在でしたが、意外すぎるほど勧善懲悪な王道ストーリー(笑)
父親を殺された14歳の少女マティ・ロスが保安官とテキサスレンジャーと一緒に犯人チェイニーを追い詰める復讐劇。
もうこれ以上の解説は必要ないです。。。
主役の一人である14歳の少女は何かにつけて法律を持ち出す。
「弁護士が何とかしてくれる」「契約不履行であなたを訴える」「法の下であなたを縛り首にする」などなど・・・
これはアウトローが縦横無尽にふるまおうが、悪は罰せられ正義は勝つ!!っていうかなりアメリカンなイメージです。
しかし王道であるがゆえに「水戸黄門」が大好きな日本人の心情にはかなり気持ちがいい。
老いぼれ保安官のコグバーンを演じたジェフ・ブリッジスの演技はかなり印象的でカッコいいです。
個人的には「フィッシャーキング」の時のDJが大好きですが、枯れた演技も素晴らしい・・・
物語は単純で壮大なストーリーって言うのはコーエン兄弟には今まで無かったのでとっても新鮮でした。