とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

移民政策とは資本層と労働者層の戦い

2016-03-27 23:31:13 | 国内社会批判
移民政策とは労働者不足が叫ばれるという名分でなされる。

ただし、IT化と機械化による労働集約と削減で、労働人口は余剰が見込まれる。これはどういうことだろうか? 

答えは、資本家の戦略である。
資本家にとって、労働者賃金というのは事業運営におけるコストに他ならない。その観点から見れば、スタインベック「怒りの葡萄」のように、労働者過剰になると、そのコストを自らディスカウントしていく。

資本家が黙認する移民政策とは、労働者の圧迫と治安の悪化を引き換えに自らの富が集積することを長期的に目論み、そしてその方向性を暗黙的に是認する。

本来であれば、国家の資本層には上流たるノブレスオブリージュが求められるべきはずであるが、それが無視されている。その状況を通底させているのが、現在の日本の上流・知識層・資本層の現状である。

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人の性質

2016-03-27 22:52:24 | 雑感
人には生まれ持った性質というものがある。

運が良い人は良かったり、恵まれていたりするが、その逆もある。
あるいは真面目で真摯な人もいれば、怠惰で性格の悪い人もある。

私と言えば、真面目系クズの代名詞であったのを、人生で大きな変革があり、一時はあまりの無欲っぷりに菩薩と呼ばれたものの、それが今になって、クズ系クズに変貌しようとしている。

まあ昔よりもまともになったのは確かだろう。
そんな中、私は私の特別な性質があるところに気付いた。無鉄砲なのである。

分不相応なところに飛び込んではそこのトップと話したりするのである。
当然相手は戸惑う。なんでコイツがこんな所に? というのを感情としておさえながら、向こうは真摯であるし、人間としての責務を果たすという哲学から、どのような相手でも、普段どおり話をしてくれるので、それに甘えて私が色々と話しに相槌をあわせたり、向こうにそれとなくポイントを聞いた
りしてどうこうやっているのである。

なんでなんでしょうね。
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専門家の信用すべきところと信用すべきでないところ

2016-03-27 22:46:41 | 雑感
経営戦略全史 三谷宏治 P198

コラム 味の素のコア・コンピタンス

ハーバードの学生たちが否定した多角化戦略の成功

 1997年頃、HBS(ハーバードビジネススクール)が味の素の経営をケーススタディとして取り上げました。テーマは「多角化の是非」でした。
 同時、味の素はその中核である「アミノ酸」技術をテコに、調味料以外にも甘味料(アスパルテームなど)、加工食品(クックドゥなど)、調味用アミノ酸、医薬品などを展開していました。
 その多岐にわたる事業領域のほとんどに対して、「撤退すべき」という結論を、HBSの学生たちは下しました。「選択と集中が足りない」と。
 味の素の幹部たちもその議論に参加し、その必要性を説きましたが受け入れられませんでした。
 その後、味の素はさらに香料・化粧品、電子材料にも「アミノ酸」と「バイオ」関連技術をコア・コンピタンスとして進出し、その時価総額を6400億円から8700億円(13年3月現在)に引き上げました。年間売上高1.2兆円を誇る味の素の成長と収益を支えているのいは、国内調味料以外の事業なのです。
 「あのとき、ビジネスエリートたちの言うことに従っていたら、新しい価値を生み出すベンチャー精神の芽も摘み取られてしまっていただろう」と社長の伊藤雅俊は語っています(日本経済新聞)。


ということで、この本に書かれている多種多様な経営戦略は、いまだに「どのように経営すれば成功するのか」という答えがまだ出ていません。
戦争での戦略・戦術と同じく、ある程度の型や方向性はある模様ですが、しかし物理の前段となった錬金術のように、まだまだ試行錯誤で結論が出ていないようなのです。

あとは、ファーストリテイリングの柳井さんがコンサルに反発してたような。無論、唯々諾々と相手の言うことを聞いたり、あるいは全面的に否定するのではなく、自らの哲学を以て、相手に意見をしていたようです。
その後のユニクロの成長は知る通り(但し従業員の過度な労働側面についても報道されている通りですが・・・)。
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ショーンK 『とくダネ!』も降板 小倉智昭「残念でなりません」

2016-03-27 22:18:16 | 芸能

ショーンK『とくダネ!』も降板 小倉智昭「残念でなりません」 | ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/2068639/full/

 キャスターの小倉智昭氏(68)が17日、フジテレビ系『とくダネ!』(月~金曜 前8:00)で、同番組の金曜コメンテーターを務めていた経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上氏(47)の番組降板を伝えた。

 番組冒頭、同局の梅津弥英子アナウンサー(38)が、“経歴詐称”が報じられた川上氏から辞退したいとの申し出があったと説明。小倉氏も「こうした事態になってしまいました。番組としてはお詫びをさせていただきたいと思います」と謝罪した。

 続けて「ショーンさんは5年以上にわたってコメンテーターとして出演してもらいました。わたくし個人としては大変、英語も堪能な方ですし、日々の国際情勢に関しても一早く番組に意見を反映させてくれて、さまざまな分野において的確なことを伝えてくれた。未だに信じられない思いでいっぱい。本当に残念でなりません」との思いを口にした。


微妙に「嘘」や「虚偽」という言葉を避けています。
使ったら頭のことをつっこまれるしね。
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敷衍と要約の訓練

2016-03-27 18:53:25 | 文章・日本語・言葉
文章の訓練の一つに敷衍と要約があるという。


敷衍/布衍/敷延(フエン)とは - コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E6%95%B7%E8%A1%8D-616360

1 おし広げること。
2 意味・趣旨をおし広げて説明すること。例などをあげて、くわしく説明すること。「教育問題を社会全般に―して論じる」


一つの言葉をお題に、それを広げていくのが敷衍で、例えば一行の文章を原稿用紙1枚に広げるのがこれに当たるとされる。

バカロレア、あるいは米大学で「○○とは何か」とか単語に関する小論文を出すのも、これに該当するのではないか。

また、その逆として、原稿用紙1枚の文章を2~3行に短縮する要約もあるという。



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