とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

メモと水害

2016-03-19 23:27:03 | 思い出
インテリジェンスではメモを取る時、ボールペンではなく鉛筆を使うのだという。書いたメモが濡れた場合でも、ボールペンでは文字が滲むことがあるが、鉛筆で書いたならば後で判読できるからだ。うーん本当かな? だって都度削らなければいけないわけだし、鉛筆削り器だって大きさ的にバカにならない。削りカスの処分はどうするんだ、と。
そもそも書いたメモが水に濡れることなんてないよね。自分そういう職業じゃないし。

とは思っていた。
だが実際にそういう事態に遭遇する。

2010年4~5月のことだったと記憶している。
メモを取ったメモ帳をカバンに入れていた。
のだが、なんとそのカバンが海水をかぶったのである。
こういうこともあるんですね。


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メモ・陰謀論の書籍について

2016-03-19 22:43:40 | 雑感
大世界史 池上彰 佐藤優 P231より

最近は、大手出版社の編集者が陰謀論の需要に向けて本をつくっている。「既存の歴史は全部嘘で、真実は隠されていて、特定の人しかアクセスできない。その秘儀をここで解き明かす」というつくりです。これは黙示録的思考そのものですが、こういう類の穂員が急増しています。



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! 

佐藤優さんの「日本国家の神髄」とかぶる。
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【言葉】科学と技術--断片から体系へ

2016-03-19 20:30:14 | 文章・日本語・言葉
よく科学技術とは言うが、この科学技術という言葉を考えてみる。

科学技術というのは、一般的には、何やら理系の学問で、理論的工学的体系で機械やら何やらを作っているのだな、という漠然とした理解しか無い。これを簡単に説明してみる。

科学技術というのは、英語で言うと「science(科学) technology(技術)」の日本語直訳で、ニュースカテゴリの中で「science technology」というカテゴリがあれば、それは科学技術の記事である。
(もう少し広く、教育関係では「Science, Technology, Engineering, and Mathematics 」と呼ぶらしい)。

この両者はそれぞれ、科学とは物理・化学的発見のことであり、技術はその現実への理論的応用ということだろう。

さて、ピーター・ドラッカー氏の「プロフェッショナルの条件」だったかと思うが、うろ覚えながらここからスタートしよう。

ドラッカー氏曰く、英語の「technology」は二つの言葉に分かれるという。
元はギリシャ語で、師匠から弟子に秘密裡に伝わる秘伝の技法、経験知を「τεχνη (techne:テクネ)」と言っていたようだ。
このテクネは飽くまで1:1でしか後継の人間に伝わらなかったようである。だが、後の世で、これの経験知を言語化し、体系化して、文章となって本になった際、広範の人間に知られるようになり(1:1でしか伝わらない知識が、1:nで伝わるようになった)、知としての社会活性化がなされたというのである(現在はインターネットにおいて1:nの広範流布という観点において、この後続への流布数量が加速しているが、信用性という意味において、紙に書かれた印刷物がまだ幅を利かせているのは周知の通りだろう)。
この体系化した際、秘伝の経験知であるtechneに、ものごとの体系化を現すlogicがつき、techno-logyとなった。つまり断片的な経験知が言語化され、体系化され、そしてそれが整理された際に、知識としての社会的な力が備わったのだった。

・~・~・~・~・~・

それではscience(科学)はどうだろう? これはドイツ語を見てみる。

読書の技法 佐藤優 P58 より

ドイツ語で学問(科学)をヴィッセンシャフト(Wissenschaft)と言う。
断片的な知識(Wissen)ではなく、知識を結びつけて体系(-schaft)になって初めて体系知としての学問(科学)になるという考え方だ。


・~・~・~・~・~・
この断片的に存在する哲理的理解の全体的な体系化というのは様々なところで行われた。

ダフィット・ヒルベルトにより行われた「ヒルベルト・プログラム」では、それまで独立研究され、理論として独立していた図形、解析、数値、自然数、虚数、グラフ、論理演算などの各数学理論は一つの理論へと収斂しようとした(その後、ゲーデルの不完全性定理により否定されるが、ある種の体系は為したと言えよう)。

・~・~・~・~・~・
この世のものはおおよそ融合と体系化を為すことになる。
それまで縁の無かった金融と数学は金融工学という形で数式化した。
素数は基本的に純粋な数学理論としてしか知体系に寄与しなかったが、現代では暗号理論に使用される。



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ライプニッツ「単子論」への悔しさ

2016-03-19 13:07:01 | 哲学・社会
ここのブログで度々書いている、「真実は一つだ。だが、その見方、解釈、分析、考え方、意見は無限に存在する」というのは、既にライプニッツ「単子論」で出されていたらしい(私はまだ未読)。

もしかしたらどこかで影響受けたことを、受け売りで書いてしまったのかもしれないが、しかし私としては自分の完全オリジナルだと思い込んでいたのであった。いや、本当に自分の完全オリジナルであったのではないか。

それにしても、そういう考え方が、私が初出でない、という点においてちょっと悔しかった。ライプニッツに先越されたわみたいな。

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日本人は中国のことが羨ましい? 

2016-03-19 11:33:09 | 海外・国内政治情報等

日本人は中国に好感を持っていないと言いながら、中国のことが羨ましいのだ=中国メディア 
http://m.news.searchina.net/id/1605133

2016-03-17 14:51
 中国メディア・捜狐は15日、「多くの日本人は中国に対して好感を持っていないが、中国のことが羨ましい」とする記事を掲載した。

 記事は、「最新の調査で83%の日本人が中国に対して好感を持っていないことが明らかになった」という報道があったと紹介。その理由は経済競争、政治的な問題、中国人のマナーなど多種多様であることは「みんな分かっているだろう」とする一方で、「一部の日本人は、中国の多くの点において羨ましがっているのだ」と論じた。

 そして、経済面では「中国の野菜と果物が日本より安価であること」、「中国では住民税や固定資産税を納める必要がないこと」、「人民元が堅調で、中国人の購買力も強いこと」の3点を、生活面では「仕事中に私用電話をしたり、家の用事で臨時休暇を取ったりしても問題にならないこと」、「ゴミ捨てが面倒でないこと」、「大都市でもマイカーを楽に持てること」の3点をそれぞれ「日本人が羨ましがっていること」として挙げた。

 記事は最後に「読者の多くは『それって中国がちゃんとできていない点じゃないか』と反応するだろう。しかし、質の高い生活の背後には、様々な規制や縛りがあるものなのだ」と諭している。

 空気や環境がきれいだが、各種の縛りが厳しいと感じる社会がいいのか、各種の制約が緩い一方で、環境があまりよくない社会を選ぶのか。それは個人によりまちまちと言ったところだろう。日本人の全員が中国の社会に羨望のまなざしを持っている訳ではない。しかしその一方で、「すべての日本人が中国に好感を持っていない」訳ではないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF) 


(ヾノ・∀・`)ナイナイ
「質の高い生活の背後には、様々な規制や縛りがあるものなのだ」
野人のように振舞って野人の生活をするのか、普通に振舞って普通の生活をするのがいいのか、どちらを選ぶかって言われても・・・。

あれ? 以前も似たような記事を引用した既視感が・・・。

記事中にもありますが、この記事のツッコミはきっと下記のように受けたのでしょう。

「中国の野菜と果物が日本より安価であること」
→毒菜と呼ばれる中国産を安いからいいと取る人も稀にいると思います。

「中国では住民税や固定資産税を納める必要がないこと」
→中国では土地が全て国有、全て借地ですが、これがいいという人もごく稀にいるでしょう。
 国有なので、立ち退き命令もあっと言う間だ。
 あと農村戸籍と都市戸籍に分けられた際、移動が自由でないという。

「人民元が堅調で、中国人の購買力も強いこと」
→ごく一部ね。勝谷誠彦さんの話しによると、中国でのおおくの人から搾取した金を一部の人間が使っているのだと言う。
 あと現在の人民元の相場は何割り増しで発表してますか(鼻ホジ。

「仕事中に私用電話をしたり、家の用事で臨時休暇を取ったりしても問題にならないこと」
→前半はNGだが、後半は日本にその制度が必要だ。羨ましいというよりは日本の不備を是正する能動的な動きが日本には必要であるという問題点を抉り出している。

「ゴミ捨てが面倒でないこと」
→なんでもかんでも埋めたり、道路に捨てたりする人達はね・・・

「大都市でもマイカーを楽に持てること」
→これ車を買える人限定でしょう? 


※ここから言えること:この記事は・・・

・この記事は、中国が現状を隠したいから、あるいは内外へ強気情勢をアピールしたいからこのような記事を書けと上から通達が出されたので書いた。
・中国は中国国内の社会安定度に関して困っている。
・中国はいつものごとく、自国の新聞を経由して、主語を倒置した形で自分の願望を丁寧にしゃべっている。この記事の場合は、「中国は日本のことが羨ましい」。
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