読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

文明怪化―完四郎広目手控

2008-11-29 |  高橋克彦
文明怪化―完四郎広目手控
高橋 克彦
集英社

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『明治7年。今日は牛鍋、明日は清国料理…。すっかり羽振りのいい仮名垣魯文の前にあの男が帰ってきた。絵師芳幾、芳年の描く新聞錦絵は、庶民が起こしたスキャンダラスな事件を世間に広く伝えている。そこに透けて見えるのは、時代のうねりの中で急激な変化に軋む日本…。完四郎はどう動く?広目屋、文明開化編。 』

完四郎広目手控シリーズ4作目。

高橋所有の新聞錦絵は「新聞錦絵の世界」という著作にまとめられているのは前に見たが、本書、その錦絵を見て高橋自身が謎解きをしたという風情で、それなりに面白く読めるのだが、どうも広目屋とか、完四郎とかは取ってつけたかのような・・・。

明治の初めの頃ってこのところよく小説で取り上げられているような印象を持つのだが、私個人の選択によるものか??


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