読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

あやかし

2011-01-07 |  高橋克彦
あやかし
高橋 克彦
双葉社
『ジャパニーズ・ホラーが遂にスティーブン・キングを超えた!
時はビートルズ人気に沸く1964年。ロンドン遊学中の日本人高校生が実在の有名な幽霊屋敷で血も凍る体験を……。舞台は一転して岩手県S町へ。発端は町で起きた奇怪は交通事故。被害者の血は人間のどんな血液型にも合致しなかった!
"舞台は""鬼""にまつわる不可思議な伝説で彩られた岩手県S町。交通事故の調査を進める青垣史朗は緻密な推理と大胆な行動力で事件の真相に肉薄。人にして人に非ざる者たちとの死闘の果てに青垣が辿り着いた驚愕の真相とは? 想像を絶する恐怖に震撼するS町で読者は神と呼ばれた存在と対面する!" 』


なぜか読み落としていた本書の存在に気づいたので。

吸血鬼、神、天使、悪魔、天国、ノストラダムス、浦島太郎…いやあ、まあ、いろいろ出したなぁと…。
どうも高橋の書く伝奇小説はうそっぽいんだよねぇ。
まあ、こんな分厚いの(616ページ)一気に読めたのだからいいとしよう。

なんで舞台を1964年に設定したのだろうね?




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1964年にした理由♪ (久保AB-ST元宏)
2011-11-22 21:41:28
そうそう、ずいぶん前の日本経済新聞に、とても興味深い記事があった。
・・・・・・今、私の書斎を探したら、それが出てきた(笑)。
ジョージが死んだ直後の2001年12月4日(火)の新聞だ。
小説家の高橋克彦が、1964年、盛岡の高校2年生のときに、ビートルズに会っている!とゆーエッセイだ。
なんでも、海外への自由渡航が認められたので、横浜から船でナホトカへ向かい、シベリア鉄道でヨーロッパに入り、ヒッチハイクでロンドンに入ったのは3ヶ月目。
1964年にイナカの高校2年生がここまでするのもスゴイけど、これからがもっとすごい。
レコードに書いてあったファンレターのあて先のファンクラブに行って20歳代半ばほどの事務局長に会ったら、日本のファンなんて見たことがなかったからか、すぐにビートルズに会わせてくれたという!
その会った日が1964年10月3日。この日はぐーぜんにも、ビートルズが1966年6月に日本公演をした日本武道館の落成式。ってのも、因果だなぁ~。
今、裏をとろうとネット検索をしたら、間違いない。
『Shindig, Granville Studios, London October 3 1964』とゆーブートレッグも出ている(笑)。
しかも、なんと、動画も見れる!
これだ!!→『Boys -- Live for Shindig 1964』
画質と音質は悪くなるが、3曲聴ける&観れるのは、こっち♪→『Beatles - Kansas City - I'm a Loser - Boys』
ここで聴けるジョージのギター・ソロは、レコードでは聴くことができないタメを強調したり、キザに短いブレイクをわざと入れたりとブルージーな印象。
それを、天真爛漫なあのニコニコ顔&カメラ目線でギターをまったく見ずに弾きまくるんだから、こりゃ、たまらんっ。
これは、ロンドンのグランヴィル・スタジオで行われたアメリカのテレビ局ABCの番組『Shinding』のための録画。放送は4日後の10月7日。
それにしても、これを観た日本人がいたとは!
しかもそいつはレコード会社の社員でも音楽雑誌の記者でもなく、盛岡から3ヶ月かけてヒッチハイクで来た高校2年生で、
さらに、そいつは今で著名で優れた小説家になっているとは!
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