ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

国鉄・宮之城線の今  512

2010年05月03日 23時59分57秒 | Weblog
 私がここを訪れたのは実は2回目でした。
 しかも、前回は車でここまで入ってきました。
 それだけに、宮之城線の荒れようを痛感したわけですが、夕日に追われるような取材時間の制約の中でも、ここまでは絶対に来れるという確信を持って入り込んできました。

 
 この写真、白い上着を着ているのは私。
 手前の赤い服は現在、高校3年の娘です。

 デジカメなんてない時代です。
 写真の裏に、妻が「96年4月」と書き残していました。

 今から14年前、つまり廃線から9年後です。



 手前にレールが山積みされていますが、この谷にかかっていた鉄橋はまだ健在でした。
 鉄橋の赤茶けた手すりも写っていますね。

 この鉄橋はゆるやかに左カーブを描いていました。
 足元がすけて見える、この鉄橋。私は歩いて渡ってみたかったのですが、高所恐怖症ゆえにあきらめました。
 今にして思えば、意地でも渡っておくんでしたね。
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国鉄・宮之城線の今  511

2010年05月03日 23時49分22秒 | Weblog
 「スタート地点」から17分。
 507~510の長い「切り通し」もどきの区間でしたが、前が明るくなったかと思いきや、これ以上は進むなと言わんばかりに白いガードレールが前進を阻んでいました。

 このガードレールの先は谷になっています。

 ただ、夕日の当たっている森は明らかに、「切り通し」のような伸び方です。
 


 そうです、宮之城線を探訪する人は、ここで前進するのをアキラメさせられます。
 白いガードレールは黙しているだけですが、それだけに雄弁にそのメッセージを語っているようです。


 今回の宮之城線の取材は、いろいろな条件の変化はあっても、ここまで私が到達したのは初めてではありませんでした。 
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国鉄・宮之城線の今  510

2010年05月03日 23時40分47秒 | Weblog
 私もいっちょ前にしゃべれるようになったものです。
 さすがに、連載を開始してもう7か月経過していますからね。

 さて、509の写真の反対側には、路盤の端にこんなものがありました。

 排水のための施設だったのでしょうか。
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国鉄・宮之城線の今  509

2010年05月03日 23時32分28秒 | Weblog
 次に見つけたのは、こんな変わった擁壁でした。

 谷積みのようですね。
 日本独自の石積みとして、擁壁で多用された積み方ですが、こと宮之城線については、川内以来初めて出会いました(気づきました)。

 これも、この辺りに部分的に残っているだけで、508の擁壁と並んで、薩摩永野~針持開通時の擁壁の技術と見ていいのではないかと思います。


 もちろん、いつ建設されたのか、私には調べる手段はありませんが、やはり時代を象徴する擁壁じゃないかと思います。
 
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国鉄・宮之城線の今  508

2010年05月03日 23時28分32秒 | Weblog
 「スタート地点」から15分。
 初めての倒木です。

 私の両手では収まらないほどの大きな木が擁壁の上から倒れて、路盤に落ちてきていました。

 歩行の邪魔にはなりませんが、今後、このようなことは全線において発生するんでしょうね、残念ですが。

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国鉄・宮之城線の今  507

2010年05月03日 23時09分20秒 | Weblog
 506の写真でも分かるように、今度の「切り通し」はあまり深くなさそうでしたが、実はこの「切り通し」が最も深く、最も長く、そして何より最もおもしろかったのです。

 早速、この擁壁を見てください。
 コンクリートのベタ塗りではなく、模様がついています。
 ここを訪れてからずいぶん時間が経ったので、細かい記憶がないのが残念ですが、矢筈積みになっているように見えます。

 ここだけ部分的な擁壁なので、おそらくこれは建設当初のもので、周囲のベタ塗りは後世のものでしょう(多分)。

 こういう統一感のなさが、時代を感じさせます。
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素敵な一日

2010年05月03日 01時11分10秒 | Weblog
 連休ということもあり、熊本往復の疲れもありながら、こんな時刻までまだ起きています。
 
 5/2は、もう一つの素敵な日になりました。

 そうです。
 私の愛する阪神タイガースがライバルのジャイアンツを打撃戦の末に倒して、単独首位となりました。

 美里、タイガース、仕事、友だち・・・全てがうまくつながった素晴らしい一日でした。


 では、みなさま方、おやすみなさい。
コメント (2)
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国鉄・宮之城線の今  506

2010年05月03日 00時26分50秒 | Weblog
 長い「切り通し」を抜けました。

 すると、川・道路をはさんだ反対側の山がぐっと近づいてきていました。


 前述しましたが、相変わらず築堤の上の枯れ草は日当たりがいいせいか、大きくなっていて、若干歩くのに困ります。


 ただ、もう次の「切り通し」が見えてきていたので、いつまでこの繰り返しが続くのかなと思いました。
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国鉄・宮之城線の今  505

2010年05月03日 00時17分35秒 | Weblog
 「切り通し」もどきが続くのも分かります。
 車道側から見ると、なるほど杉の木の植林がかなり成長していますもんね。

 開通当初は見えていたんでしょうが。
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国鉄・宮之城線の今  504

2010年05月03日 00時01分55秒 | Weblog
 また切り通しです。
 眺望が開けません。

 杉の木立の合間から、車道などがちらほらとは見えますが・・・
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