ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

枝野辞任について

2021年11月03日 00時17分28秒 | Weblog
 衆議院議員選挙の結果を受けて、枝野代表が辞任することになりました。
 政治と選挙は結果しだいですから、代表としてやむを得ない側面はあるかと思います。

 ただ、そこに至る経過として、何を考えているのかといいたくなる発言等がありました。

 まず、「枝野の顔では戦えない」発言について・・・。
 4年前に志を立てて、後ろ盾の戦いをつくるために立憲民主党を結成したのは枝野さんです。
 「排除」された議員たちの核となって、同志を募り、「りっけん」の旗を立てました。
 「枝野の顔」でと当選した議員たちは多かったはずです。
 ですから、その恩義を感じることはあっても、この4年間で「枝野の顔」に頼らずとも「自分の顔」で勝負できる自立した議員になるために汗をかかなければなりません。
 その経過を忘れて、努力をしていなかったのではないかと言わざるをえません。
 自民党議員が「管の顔ではたたかえない」と言うのとは全然違います。
 こんな議員はきっとどこかの「顔」頼みなんでしょうね。そののうち「顔」の大きなところに行くかなと思います。
 当然、こんな議員は国民一人ひとりの顔に向き合うことはないと思います。
 

 次に「野党共闘」。もっと言えば共産党との関係です。
 選出されたばかりの芳野会長は「ありえない」と発言していました。
 連合の組合員の票の行き所がなくなったと。
 何を言っていますか? 芳野さん。
 4年前、あなたの組織はどう動いたのでしょうか・・・私は知りません。
 連合が立憲民主党をつくったわけではありません。
 あの時、労働者の代表である連合は、民進党解散の混乱に振り回されて機能不全に陥りました。
 多くの県で、志のある労働組合が、連合の機関決定を経ずして、立憲民主党の候補を推して選挙戦をたたかかいました。
 むしろ、連合の機関決定の手続きを経ることなくとりくめたことが、市民とつながり「りっけんの風」を起こしたのだと思います。
 30数年前の共産党による労働戦線の分裂によって、連合はより大きな組織にはなれませんでした。
 とはいえ、政治と労働は別物です。
 選挙は勝ってなんぼのものです。
 自民党は「違い」を際立たせて野党側に攻撃をかけますが、むしろ、自民党内の「違い」の方が大きいでしょう。彼らは利害関係でその「違い」を飲み込みます。野党側の支持組織はどこまでもちまちましたところにこだわります。
 勝つために何をすることが大事なのか・・・!
 結成当時に口をはさめなかった連合が、立憲民主党に対して何をか言わんやです。

 立憲民主党の混乱。
 私は結党当時の志に立ち返ることが最優先だと思います。 
 
 
コメント
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