ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

世界はつながりあっている。

2020年02月25日 22時51分37秒 | Weblog
 晴れた日、プールや池の底には日光が網のめのようにつながり、ゆらゆらと揺れる景色があります。
 太陽は規則的に動き、川の底の石もほとんどそのままです。 
 ただ、そこに雨が降って水量が増えたり、風が吹いたりすると、川面が揺れることで、この光の網がゆらゆらとするのです。

 私たちが生きている世界もまさしく池や川の「底」なのかもしれません。

 小学6年生の国語の教材になっている宮沢賢治の「やまなし」は、まさにその「川の底」に生きるカニの親子の姿が描かれています。
 私たちはこの「カニの親子」です。

 「とぶん」(だったかな)と突然、「川の底」に飛び込んできたやまなしの実
 「くらむぼん」と呼ばれる生きたり死んだり笑ったりを繰り返す正体不明の存在
 それに一喜一憂する「カニの親子」

 まさに、私たちの生きている世界もしかりです。
 
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「お互い様」で紡ぐ社会的なセーフティネットをつくりましょう!

2020年02月24日 21時01分03秒 | Weblog
 国内の感染者数が昨日23日になって激増しました。
 おそらく、明日の朝、もたらされる情報ではさらにこのペースに拍車がかかるのではないかと心配しています。
 蔓延期に入ったのではないかと思います。
 中国の感染者数の推移を見ると、おそらくこれからの2週間のとりくみが極めて重要になってきます。

 未だに、人権への配慮を優先させようという言葉が聞かれますが、「命あってこその人権」です。
 様々な対応についてはすべてを「是」とはしませんが、「非」ともしません。
 また、消毒液の使い方についても、アレルギーがあるとかいって忌避するのもどうかと思います。
 基本的な対応をきっちりとりながら、個別の対応をどうとっていくのかでいいと思います。

 そんな中、政府が感染に対する基本方針の素案をまとめたというニュースがとびこんできました。
 「むやみな受診を避ける」
 「外出自粛」
 「軽症者は自宅療養」

 熊本にいる妹からメールが届きました。
 「消毒エチルアルコール、ハイター、ガーゼ、イソジン等のうがい薬がほとんどない。どの店も品切れ状態です」と。

 わずか3人の感染でこの反応です。
 これが10人、20人となった時、次に何が発生するのか・・・。

 「先を見越して動く」こと。
 そして何よりも、自分だけと考えず、家族・きょうだい・親戚・ご近所・職場の仲間で連携して、お互いに支え合うという発想を持ちたいと思うのです。
 
 お互いの努力でセーフティネットを構築しようという工夫が必要です。
 社会全体で支え合うという発想が、日本がこれまで培ってきた「お互い様」の考え方です。
 みんなが、一人ひとりが不安を感じる今だからこそ、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と考えてみませんか。
 
 

 こんな時こそ、心穏やかに。


 

 

 
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そもそも、「まひした感覚」をとり戻しましょう。

2020年02月22日 00時09分47秒 | Weblog
 前回、「日常生活のありようが一番」と述べました。
 
 今日、近隣の店のマスクの棚には「入荷未定」のカードが下がっていました。
 ・・・実は、一週間前、地元の店にはマスクがたくさん並んでいましたが、SNSでそのことが出た途端に一気に売り切れ。

 マスクの次は消毒液。
 消毒液の次は・・・・・?
 という流れになっていますが、ここで問うべきことがあります。

 マスクが不足と言いますが、それは「使い捨て」だからです。
 精算拠点が中国だと聞きましたが、中国も自分たちのことで精一杯でしょうからねぇ。
 ただ、日本はそもそも「もったいない」という文化を持った国です。

 マスクの効用についてはいろいろ言われていますが、私は飛沫感染を一定防げればいいと思っています。
 マスクのうたい文句には「99.9%カット」と書いてありますが、私は50%で十分。
 他にできる努力でカバーして100%に近づけたいと思います。

 とすれば、使い捨てではなく、ガーゼマスクをちょっぴり強化したものを交代で使えばいいのではないかと思うのです。

 大量消費社会にいて、、、、、まひした感覚を、これを機会に取り戻したいと思います。
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自分にできることをがんばりましょう。

2020年02月22日 00時09分47秒 | Weblog
 日本におけるCOVID-19の流行はこれからのようです。
 人の移動が激しい分、「無症状のキャリア」のとの濃厚接触の機会は日常のことだと思っていないといけません。
 全国各地で散発的な感染事例が発生しているということは、それだけ「無症状のキャリア」が新たなキャリアを「増産」しているわけで、一定の潜伏期間を経て、おそらく来週は各県二桁単位での感染報告がなされるのではないかと危惧しています。

 19日に福岡で新型コロナの患者発生が報道されました。
 福岡から鹿児島までは新幹線で1時間です。
 と言っていたら、20日には熊本でも患者発生の報道・・・・・。
 鹿児島にも近づいてきました。

 これからが「蔓延期」かもしれません。
 そのピークは中国以下の状態におさえこまないと行けません。
 しかし、未だに「貧しい人々のいる中国だから」という蔑視的な意識はありませんか。
 緊急の病院建設をあっという間にやり遂げたのに、感染は拡大しています。
 日本は同じスケジュールで同様の施設を建設できるのか、医療関係者を確保できるのかを考えれば、極めて?です。
 政権の対応は報道から知りうる限り遅すぎます。

 しかし、新型インフルのように、今回も従来の「パターン」で収束に至ると信じています。
 
 イベント等の中止が次々に決まっています。
 が、イベントがどうあれ、私たちの日常生活のありようが一番です。
 一人ひとりが城であり、盾であるという意識で病魔の拡大を防ぎましょう。
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ありえません。

2020年02月19日 22時58分47秒 | Weblog
 私の友人の職場に、建国記念の日まで含めて連休にして、鹿児島から東京ディズニーランドに家族で行ってきた人がいます。
 彼は帰ってきてから、せきが止まらないのに、マスクもせず勤務しているそうです。
 微熱もあるとか。
 同僚は皆、警戒してマスクをしているのに、一番くしゃみを繰り返している本人がマスクをしていない・・・。

 ありえません。

 たかが風邪なのかもしれません。

 ただ・・・
 タクシーで、屋形船で、バスで、様々な感染経路が明らかにされていますが、どこから感染するのか分からないのです。
 これまでも指摘したように、ウィルスは目に見えない・・・、隣の人がキャリアかもしれないのです・・・。

 人から「移されない努力」は大事ですが、もしかすると自分がキャリアかもしれないと考えて「移さない努力」も必要なのです。

 
 マスクをせず、くしゃみを続ける人もですが、マスクを着用させない周囲も周囲です。
 
 「人権が」という声もありますが、命が危険にさらされかねない状況の中では、一定人権に制約をかけてでも感染を防ぐことが「公共の福祉」であり、多くの方々の人権を守ることになると思うのです。
 
 マスクをせず、くしゃみをするのは権利・・・?
 
 軍事では緊急事態を想定して改憲を未だに強くすすめようとしている安倍政権ですが、いえいえ、病気の感染拡大を防ぐ緊急事態の方が大事でしょう。
 憲法に「自衛隊」を記述することをアピールするより、「医療関係者」を記述する方がいいのでは・・・皮肉です。

 ありえないことが多過ぎです。
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30代・若手の学習会に参加して

2020年02月16日 23時07分25秒 | Weblog
 30代を若手と言っていいのかという前提は別として、昨日は20~30代・青年層の学習会に共同研究者として参加しました。

 「若手」が悩みを語ります。
 あれやこれやと語ります。
 先輩からの「引き継いでほしい」という言葉にプレッシャーを語ります。

 聞きながら、正直辟易してきました。
 で、「あなたはどうしたいの?」「あなたたち自身の課題は何?」と。

 全てがとは言いませんが、この「若手」の声がこの世代の声なのかと観じました。

 だから、「変えればいいじゃない」。
 「変えてみなさい」と。
 そのために、お互いの議論に大事にしなさい、「世代としての答え」を出してごらんと。
 
 
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個々の安定が社会全体の安定につながる

2020年02月14日 23時43分27秒 | Weblog
 こんな記事を投稿していいものかどうか迷いつつでしたが、某週刊誌の広告記事が出たので、投稿することにしました。

 

 昨夜、「既にウィルスはそこまで来ているし、すれ違っているんだと思います。」として、「『今できる防止策』の準備が必要です。」と書きました。そして、「中国のように感染がひどくなり『国家統制』状態が発生することを前提とした、生活の準備。」をしてくださいと書きました。
 
 私は自分の家族・きょうだいには具体的なことを伝えていました。
 離島生活をしている時、台風はもちろんですが、冬場は欠航・抜港によって1週間ほど物資が島に搬入されず、島内の店舗の棚から品物がなくなった経験は何度もありました。その経験をもとに具体的に伝えました。

 みんな、マスク品薄が突然発生した経験から、即座に対応してくれました。

 
 
 (写真はそれぞれの家の中の様子です)

 高齢の母は必要な日用品をメモとして書き出し、明日も追加の買い物に行くとのこと。
 
 中国のように「隔離」的な対応が来るかもしれないとした前提を考えて準備は必要でしょう。
 やはり、食等の生活基盤を確保することが安心材料ですから。

 個々の安定が社会全体の安定につながると思って、今回、投稿に踏み切りました。


 
 

 
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うつされない・うつさない ・・・そして準備が必要!

2020年02月14日 23時43分27秒 | Weblog
 感染経路が特定されない国内感染者が増大し始めました。
 発症した方々の背後には多くのキャリアがいます。

 昨日の繰り返しになるかもしれませんが、既にウィルスはそこまで来ているし、すれ違っているんだと思います。
 これまでに「症状のない陽性者」「後からキャリアであることが分かる陰性者」・・・このウィルスの特性がいろいろと言われていますが、それは科学者・医療関係者に委ねるとして、私たち一般人としては、インフルエンザの感染防止同様に、今できることを確実に実施していくことしかありません。
 
 こんなことを書けば、病気への不安をあおっていると言われるかもしれませんが、「今できる防止策」の準備が必要です。
 疑われている症状があったら即通院。
 咳き込んだ時の対処、マスクなどの着用など「うつさない対応」
 確実なマスク着用、消毒の実施など「うつされない対応」

 そして、中国のように感染がひどくなり「国家統制」状態が発生することを前提とした、生活の準備。

 感染経路がどうあれ、防備と同時に、今は自らの生活基盤を維持するための準備が必要です。
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もうウィルスはそこまで来ていると考えないといけない今。

2020年02月13日 22時37分46秒 | Weblog
 国民の注目が、チャーター機で帰還した邦人とクルーズ船の乗客・乗員に集まっていました。
 日本国内に持ち込まれる新型コロナウィルスは、まさにそこにしかないと言わんばかりに。
 
 ところが、団体ツアーではなく、個人ツアーとして春節に来日していた何者かか、その他のルートでウィルスは国内に持ち込まれ、その潜伏期間を経て、ぽつぽつと発症し始めました。新たな局面に入ったようです。
 そして死亡者まで・・・。

 

 これだけ中国がたいへんなことになっているのに、自分は大丈夫と言わんばかりに、マスク着用をする方の姿が少ないですね。
 今日は半日、鹿児島市内の某ホールにて研修会。500~600人ほど収容できるホールに集まった方々でマスクを着用している姿は3割程度でしょうか。

 私は、ここ3週間ほどずっとマスク着用とアルコール消毒(自宅も車も職場も)を心がけています。
 それでもかかる時はかかるのですが、あまりに無防備すぎます。

 もちろん、ウィルスはもらいたくはありません。
 しかし、既にもらっているとしたら、マスクをする等して周囲の人に移してはいけません。
 だから、インフルエンザ同様の感染症対策ぐらいはとらないといけないと思います。

 中国は「人民戦争」なんて言葉を使っていますが、日本も、今こそ「国難」と考え、「総力戦」で感染させられない努力をしないといけません。国がどうこうではなく、私たち一人一人の問題です。

 もうウィルスはそこまで来ている、すれ違っているのかもしれません。
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新規の感染者は本当に減っているのか。

2020年02月12日 22時40分35秒 | Weblog
 新型コロナウィルスによる肺炎「COVID-19」の感染拡大の動向は今後2週間、2月中がピークだと報道されています。
 WHOが発表する感染者数は下記のグラフの通りです。

 

 2月6日から増加していた感染者数の伸びが鈍化し始めています。
 素直に受け取れば、ピークの先は「下るだけ」ですから、それは歓迎すべきことです。

 ですが、私は信じていません。
 そもそも、ダイヤモンド・プリンセス号乗船者約3700人の検査体制ですらとんでもなく時間がかかっています。中国の公衆衛生の管理体制の充実度がどの程度か分かりません。多くの機器と人員を集中しているとは思いますが、調査結果は「後追い」なのです。しかも、患者多数につき病院の中に入れる患者の検査結果であり、病院の玄関にすら入れない患者もいるわけです。
 つまり、追いついていないわけです。日を追うごとに増える患者ですから、対応不可の患者がいるという状況を踏まえている数字ではありません。
 それを強く感じたのは、武漢で亡くなられた邦人の死因は亡くなってから伝えられました。亡くなった時は分かっていませんでした。昨伸ばしの先延ばしです。それ相当の機器と人員が本当にそろって機能していれば、まず亡くなられた邦人の死因は「重症」になった時点で明らかにされてなければなりません。これです。

 とすれば、ヨーロッパのメディアが報じているように、実際には報道発表の40倍ほどの患者、つまりは、未だに倍増に倍増を続けているとみなしておかないといけません。

 さらには、習近平政権は未だにSNSを通じて発信し続けている方々を摘発し続けています。これは終始一貫しており、自らのメンツを保つことで、政権の維持を図ろうとしているとしか見えません。

 話はそれましたが、本当に新規の感染者が減っているのかは極めて怪しい数値です。
 戦前の日本国民が大本営発表にだまされたように、今回も中国政府発表をもとにしたWHO発表の数字は信じがたいのです。
 それだけ事態は極めて深刻だと見ておかないといけないと思います。

 ただ、検疫官が感染したように、水際での防疫体制もゆるゆるです(問題個人ではなく、組織の問題として)。
 緊張感をもって臨まないと、たいへんなことになります。 

 
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