ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

レンジでチンして簡単・お茶づくり

2006年04月30日 22時54分58秒 | Weblog
八十八夜の5/2を前にして今日、天候もよかったのでお茶つみ・お茶づくりをしました。
庭のお茶の葉を、娘・息子たちにつんでもらいました。(私は畑仕事)
ただ私が住んでいるのは山の中なので、庭と言っても、昔、土地の境目に植えられたであろうお茶の木はたくさんあり、つみとれないほどあります。ちなみに雨ざらし・日ざらしの無管理状態なので、農薬・肥料とは縁もゆかりもありません。

さて、つみ方は一芯二葉です。芯と新芽2枚をセットのつみ方です。
つまれた葉は1時間ほど風通しのよい場所で陰干しにします。
その葉をもんでいくと、だんだん団子のような塊になってきます。
適当なところで電子レンジに入れて2分程度チン。この段階ではまだ葉っぱのえぐみのあるにおいでいっぱいです。この繰り返しを3~4回もすると、しだいにお茶らしくなってきます。今日は5回繰り返しました。
最終的に葉がからから・ぱりぱりになればOKです。こうしてわずか2時間ほどでおいしいお茶のできあがりです。
ただし、これはやはり簡単な作り方だけに失うものがあります。それは香りです。1回でもレンジを使わず陰干しを取り入れてみると、かおりの立ち具合が全然違います。

連休には一芯一葉でつみ、よりグレードの高いお茶を味わってみようと思っています。
ちなみに、中2の娘は連休には「よもぎ茶」を作るんだと言っていました。同じ要領でやってみるとのことですが、これは私もしたことはなく、ちょっと不安。
私はたんぽぽの根っこ茶をやってみるつもりです。う~ん、あざみはたんぽぽに近いように感じるので、あざみの根っこ茶にチャレンジしてみようかな・・・・・って、親子で似た者だって?!

このブログを読まれて、興味のある方、どうぞ連絡ください。お茶の葉はいっぱいあるんで、お茶づくりをやってみましょう(ただし5/3・4だけ)。
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教育基本法「改正」に反対します。

2006年04月29日 21時53分48秒 | Weblog
昨日「教育基本法案」が閣議決定され、国会に提出されました。
国の根幹に関わる重要法案を通常国会の終盤になって駆込提出してくる政府の姿勢が問題です。小泉総理は今国会冒頭の施政方針演説で「教育基本法については、国民的な議論を踏まえ、速やかな改正を目指し」とり組むと述べました。しかし、今回の「改正」法案は、政府・与党の密室協議でつくられました。この3年間で70回にのぼるとされる与党検討会は、資料も回収されるなど非公開でした。なぜ改正が必要なのか結論に至る過程が国民に明らかにされないままの法案提出です。国民不在の議論です。
教育基本法は憲法と一体の法律であり、憲法改正に匹敵する徹底した国民的議論が必要だと思います。ほんとうに子どもたちのためというならば、衆参両院に教育基本法調査会を設置して、憲法、子どもの権利条約などをふまえ、慎重に徹底した審議を行うべきです。
しかも、これは憲法「改正」にも直結した問題です。そもそも法は国家の暴走に歯止めをかけ、国民を守るという性質をもっていますが、自民党の憲法改正草案・今回の教育基本法「改正」法案は、国家が国民を統制せんとするものであり、ここに共謀罪が加わってくるとなると、小泉政権が企図しているものが何であるのか浮き彫りになってきます。
今日はメーデー集会が開催され、私も参加しました。しかし、そこで主催者や来賓の口から語られるのは格差拡大の問題が主であり、教育基本法「改正」問題について言及した方が皆無だったことは情勢認識が甘いのではないかと思います。
本日の南日本新聞に教育基本法「改正」についての県民の意見がいくつか紹介されていました。「徴兵制など国家政策への参画にすり替えられる」と指摘した方がいましたが、その通りだと思います。国民が勝ち組・負け組に分かれるのがだめなら、日本国そのものが国際社会の勝ち組にならんとして、「国際社会の平和への貢献」として自衛(軍)を世界中に派遣することにつながっていくと思うのです。
昨年、中国の反日デモのプラカードにあった「愛国無罪」は、いずれの国でも、まさに「愛国」のためなら何をしても許されるという、偏狭なナショナリズムの本質を端的に表現したものです。あの中国国民の「愛国心」の発露を快く思った方、いますか? 少なくとも私(愛国心なるものの自覚はあまりありませんが)は、日本人というだけで自分の店を破壊されたり、ペンキをかけられたりする画像にとても不愉快になりました。あれが「愛国心」です。いったん仕組まれると暴走する要素のとても強い集団心理だと思っています。 
かつて「国のために死ねる人間を育てることだ」と吐露した国会議員がいました。しかし彼は、私利私欲に走り法に触れ逮捕されながらも、議員を辞する見識さえ持ち合わせていません。国民に国を愛することを説教するよりも、国民から愛される国づくりに邁進することこそ、政治家の責務ではないでしょうか。 
「国を愛する」ことが明文化されたら、今後は学校における教育課程に「愛国心」がどのように位置づけられ実践されているのかの点検が始まります。教員は校長から「愛国心」の指導法について評価され、子どもたちは「愛国心」の発露たる言動を評価され、やがて非国民・売国奴・国賊呼ばわりが日常化し、「権力に無批判な国民」づくりへに直結することは、歴史が証明していますし、「国旗・国歌法」がその典型でしょう。しかも家庭教育の充実も盛り込まれていることから、家庭内に国家が介入してくることは必定です。
その意味で教育基本法「改正」には絶対反対です。
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燃えた、タイガース!

2006年04月23日 22時48分05秒 | Weblog
ジャイアンツ戦の連敗に、星野仙一シニアディレクターの檄が飛んだ。
「こういうこともあるんだよ、野球ではね。貯金、貯金といっている時は自分たちの仕事もできる。こういう『有事』の時に、どう(選手が)働けるか、だ」。
あえて「有事」というきな臭い言葉を発した星野氏の危機感は強い。タイガースはジャイアンツ戦を含めて5連敗中の借金生活。開幕ダッシュをかけ8割を越える勝率のジャイアンツに対して「復活した伝統の一戦」と位置づけたにもかかわらず、タイガースの低迷の現状を憂慮し、反発力を示せない攻撃面に触れて「こういう時こそベンチワーク」「打ってないわけではない。つながっていないだけや。それをどうするかがベンチワークや」と奮起を促した。
そんな星野氏の檄に応えるように、今岡・金本が打ち、江草・藤川が押さえ、連敗を止めた。
ジャイアンツの勝率は異常な高さ。いずれ落ちてくる。それまで耐えに耐えていくしかない。そう言えば、去年もセパ交流戦まではふらふらしていたタイガースだ。
今からだ、タイガース
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サッカー選手にウソ発見器?

2006年04月19日 23時09分58秒 | Weblog
びっくりするようなニュースだ。
ロイター電によると、ルーマニアのプロサッカー第一リーグのチーム「ナショナル・ブカレスト」に所属する選手たちが、ウソ発見器にかけられることになったそうだ。
何事?!と思い、記事を読み進めると、バカかいなと言いたくなってきた。
先週、ナショナル・ブカレストはホームの試合でバスルイに1-0、ジウル・ペトロサニに2-0で負けた。その結果、次のヨーロピアンカップに参戦することが難しくなってしまった。
ナショナル・ブカレストの株主コンスタンチン・イアコフは、「我々の選手がバスルイとペトロサニに本気で対戦したことを示す倫理的監査です」「雇用者を折々にチェックするのは普通のことだと思います」とロイターに語ったという。
株主なり監督なりは、選手が本気でたたかったかを問う前に、チームの戦力等がどうだったのか、ゲームの内容はどうだったのかといった分析・検証を先にする必要があるはずだ。
これはまさに逆効果。こんな上司の下でまともにやってられるかという気分が蔓延することは必至だ。
しかし、指導する側・管理する側の人々が自らを検証することなく、下々が悪いと「改革」を進め、「自己責任」の名の下に自らの責任を放棄する姿はどこかの国の為政者にそっくりではないか。
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戦後が終わらないままに、戦前へ突っ走る日本

2006年04月17日 23時19分33秒 | Weblog
今夜、ウクライナで太平洋戦争中に樺太(サハリン)の旧陸軍部隊に所属し、その後消息が分からなくなっていた岩手県出身の上野(うわの)石之助さん(83)が生存していることが分かったというニュースがとびこんできた。
厚生労働省調査資料室によると昨年10月、上野さんの知人から岩手県に「知り合いの親族を捜してほしい」との要請があり県が調査。その結果、上野さんの親族を確認したとのこと。
行方が分からなくなり戦時死亡宣告を受けているのは2000人以上いるらしいが、生存が確認される例は「ここ5年間はなく珍しい」という。
しかし、「めずらしい」で済まされることでもなかろうと思う。昨年は戦後60年ということで様々な企画が行われた。一方、戦争の惨禍を繰り返さないという決意の下に作られた日本国憲法、教育基本法が国民的な議論もないままに、権力者に都合のいいように書き換えられようとしている。
太平洋戦争によって、日本という国は近隣諸国の人々に甚大な被害を与えたが、それは国内においても然りであり、「お国のために」「天皇陛下のために」死ねという教育を受けた若者たちとその家族の未来を奪った。
上野さんは19日から28日まで一時帰国するそうだが、未だに終わらない戦後である。にも関わらず日本は「戦争をする国」へと突っ走ろうとしている。

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19mの雪の壁、一度見てはみたいが

2006年04月17日 22時32分51秒 | Weblog
夕べメル友さんがGWに列島縦断の旅行を企画していると書いたが、その訪問先の第一弾が立山黒部アルペンルート。
ここが本日の午前全線開通したとのこと。特に雪壁で知られる「雪の大谷」は今の冬の豪雪で高さ19メートルに達し、近年にない迫力を見せているそうだ。これは2000年の20メートルに次ぐ高さで昨年より4メートル高いという。
開通記念のウォークが開催され、午前7時の気温は-7度と冷えこんだものの快晴となり、青と白のさわやかな配色の景色に、観光客は「気持ちいいね」などと話しながら散策し、雪壁を背景に記念撮影。
こうして観光で訪れる分にはいいが、この冬の豪雪で100人以上の方が亡くなられたことを考えると、やはり雪の美しさが同時に持つ恐ろしさも少しは理解しておきたいもの。
12月の積雪には閉口した。わずか30㎝の積雪は雪国と比べるとかわいいものだろうが、それでも車は動かせなかった。
19mの雪の壁を見てみたい気もするが、それより近くに生活する人々の雪とのつきあい方を知りたい気がする。
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顔真っ赤っかに水神祭

2006年04月16日 21時32分17秒 | Weblog
昨日の雨がうそのように晴れちゃって気分もさわやかに。
甲突川の源流・甲突池で開催された水神祭に地元民として参加。今回は21回目の祭。
前半は神事とあってちょっと厳粛に。後半は天狗の格好をした商工会青年部と郡山保育園の園児、カッパ姿の地元婦人会で、輪になって踊り。
子どもたちのお父さん・お母さんたちがビデオやカメラを片手に手拍子が響いた。
でも、やっぱちょっと晴れすぎ。
近くの駐車場にブルーシートを広げて昼食・交流会になったものの、帰宅して鏡に映った顔は、アルコールのせいなのか、日焼けのせいなのか、真っ赤っか。
明日、職場でなんと言われることやら・・・
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やばい・・・!!

2006年04月15日 23時13分50秒 | Weblog
1週間の疲れがどっと出た土曜日はあっという間に過ぎてしまった。
同僚は明日、宮崎へタイガースVSホークス戦を見に行くと言ってたし、メル友さんからはGWは列島縦断旅行をするんだとメールがきたりして、自分だけ取り残されるような気がしてきた・・・。
みんな、楽しんでるよな~って感じで、いつの間にか発泡酒から、日本酒、そして焼酎・・・
6年間出向してたんで、仕事はまるで浦島太郎状態。おまけにどうもボケと視力低下の被害を自覚・・・厄年と大殺界の3年間がきれいに重なった、真ん中の年だからって言い訳に・・・ならないか。
ってんで、休める時にしっかり休まないとと思って、今日は午前中ゆっくり寝て、午後に買い物。買い物のラストは温泉!
手帳に買う物とか回るルートとかちゃんとメモをして出発・・・ニシムタで買い物が済み、さぁ温泉へ!
貴重な1枚のチケットを渡して入場、車を停め、浴室へ向かおうとした途端、えっ!?
シャンプーがない、着替えがない、バスタオルがない、あれっ・・・メモしてたはずなのに・・・してねぇ!・・・
PS 写真と本文は何の関係もないよ。
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花びらの異変は全国的?

2006年04月14日 23時33分01秒 | Weblog
 2004年、2005年に引き続いて今春もソメイヨシノの花びらの異変調査が実施された。「花より団子」とサクラの木の下で一杯という方が多いのかもしれない。サクラの花びら調査だなんて何の意味があるのかと言われそうだが、実は自然が発する重要なメッセージが小さなサクラの花びらに現れる。
 サクラは全国のすべての樹に同じ遺伝子を持っている栄養生殖体、いわばクローンだ。つまり、環境の変化による遺伝的な変化を受けにくいのだ。
 そこに着目したのが「サクラ調査ネットワーク」(連絡先:たんぽぽ舎)で、各地に咲くソメイヨシノの樹の桜の花の異変を調べている。もともとは電離放射線(医療用または原子力発電、核実験などで、人為的につくられた放射線)が生物(とくに遺伝子発現)におよぼす影響に着目し、原子力発電所の環境に与える影響を考察しようと始められた調査だ。
 ソメイヨシノの正常な花は、花ビラが5枚で、ガクも5枚である。花ビラやガクが、多かったり少なかったりする花は、鳥や虫などの行為によるもの以外は、何らかの原因で遺伝子発現に異変がおき、異変花となった可能性が高い。異変花の発現率は、本来は1万の花に2~3花の割と考えられており、1本のソメイヨシノの樹に約1%以上の割で異変花が見つかった場合は、何らかの影響を受けていると推測される。
 人為的な影響には、高圧送電線の電磁波、携帯電話基地局の電磁波、何らかの化学物質、自動車やゴミ焼却施設などの排ガス、公園などでは農薬散布などもあるが、電離放射線の影響も疑われる。2005年の調査では、原子力発電所近傍や風下で、異変花の割合が多いソメイヨシノが見つかった。
 2006年の調査は、現在、関東より西、おもに太平洋岸の結果が集計されつつあるが、これまでの調査とくらべて異変の花の割合が高くなっており、2005年10月の気温異変の影響も疑われている。本年調査の集計状況などは本日4月14日夜に、東京の神田雑学大学http://www.kanda-zatsugaku.com/で、望月彰さんが報告を行った。
 ソメイヨシノの調査に参加した人たちは、異変をおこした花の多さ(だいたい1%以上くらい)に驚くという。ちなみに去年の川内原発近辺の調査では16~17%台の異変が確認された。いちき串木野市街地で4%、鹿児島市の甲突川河畔でも2%台だった。今年の結果はまだ聞いていないが、全国的な動向を聞く限りでは「よい期待」はできないであろう。
 調査票の提出締め切りは、北海道を除いて5月10日までだそうである。問合せは、たんぽぽ舎http://www.jcan.net/tanpoposya/hyoushi.htm。
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われらのアニキ、大記録達成!

2006年04月09日 21時44分18秒 | Weblog
今日の対ベイスターズ3回戦において、われらがアニキ・金本知憲が連続試合全イニング出場を「904」に伸ばし、大リーグ記録とされる元オリオールズのカール・リプケン氏の903を超え、世界記録を樹立した。
金本は広島時代の1999年7月21日の阪神戦(甲子園)から1試合も休まずに試合開始から終了まで出場し続けてきた。最大のピンチは、阪神に移籍してからの04年7月29日の試合。左手首に死球を受けた。後に骨折と分かる重傷にもかかわらず、翌日の試合では左手をかばい、右手一本でバットを振り2安打した。この時、守備ではグラブをはめた左手で捕球せざるを得なかったが、心配した周囲に「腹で捕る」と言った。
その金本、入団当時はきゃしゃな体形。プロとのレベルの差を痛感し「2、3年でこの世界からいなくなるだろうと思った」と言う。ここから努力の日々が始まった。「わしよりバット振ったやつはおらんじゃろう」周囲にはこう漏らすほど、自分自身を追い込んだ。百数十キロのバーベルを持ち上げるトレーニングを重ね、太ももが10センチ近く太くなるなど別人のような体に鍛え上げた。ただ、本人は「けがをしないために鍛錬している意識はない」という。それは、打球を飛ばす、速く走るなど、技術を高めるためのもの。そんな追求心を持ち続けたことが、鋼の体を作り出した。
当然、これはプロとしての強い意識の結果でもあろう。「痛いから、すぐ休むのはプロとしてどうか」、「(連続出場記録については)充実感を求めてやっている」「僕にとって休むことは、仕事を放棄すること」「プロである以上試合に出続けないと意味がない」と言い続け、記録継続中の打率は3割を超えた。そして今日も勝利に貢献する打点をあげた。
しかし、904で金本のプロ生活が終わるわけではない。あくまで途中経過。まずは今シーズンの残り140試合がまだあるし、やはりリーグ優勝、そして去年の「忘れ物」をとり返すべく奮闘してほしいと願っている。

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