ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

アカハラ用両天秤仕掛けを作る

2011-10-20 11:50:21 | 釣り
食いの浅い、食い逃げがちな秋のアカハラ狙いに腕の長い両天秤を作ることにした。腕になる部分のステンレス線は、1.6mm径の方が硬さも十分なのだが、手に入らなかったので1.4mmで代用した。中が空洞のパイプ錘は、30号の重さで長さ22.5cmのものを使用した。これを、10号づつになるように7.5cm毎にカッターでカットした。完成後に20号の両天秤ができることになる。

中心部の道糸につなぐサルカンは、三方型でT字の部分をペンチでカットした。抜けた穴が、丁度1.4mmのステンレス線が通るもので作った。両側のビーズ玉は1.4mmのステンレス線が通らなければならない。ステンレス線を24cmのところで直角に曲げビーズ玉、サルカン、ビーズ玉の順に入れ、もう一方のステンレス線を平行に直角に曲げた。

両端に、7.5cmにカットしたパイプ錘を入れて、ペンチで留めた。完全にペンチで両端をつぶす前にハリスをつなぐサルカンを入れるのを忘れてはいけない。このサルカンが抜けないように、硬質の熱収縮パイプで留めたり、ハンダ付けしてもいいが、脆いのでバッファーを利かせた硬めのウキゴムでカバーした。

素の鉛のパイプ錘は見た目が不細工なので、キラキラシールなどで集魚を計ってもいいだろう。カジカ、タカノハが着いたり、波打ち際にサケが多いので、60オーバーが着くことも想定してハリスは銀輪7号で上黒丸セイゴ16号を結んでアカハラを狙うことにした。

セックスレスと釣り

2011-10-20 08:13:26 | 釣り
朝のテレビを見ながら遅い朝食を食べていると、セックスレスの特集となった。案の定、何でこんな時間に、このような番組を放送するのか、という非難や賛同する意見などがファックスでNHKに送られていた。このブログを見て何で?というような意見もあるかと思う。実は意外に、釣りとセックスレス問題は無縁ではない。

例えば、釣り会などに入って定期的に休日である土日に釣りに出かけると、家庭をないがしろにすることが多くなる。日頃の夫婦の会話での何気ない言葉のやり取りにも、配慮や思いやりが欠けて自己本位、釣り本位になりがちになることもある。このような日常の言動とベットの問題は、独立してはいない。メンタルなところからセックスレスの問題が生じることもある。

授乳期には乳汁が出るようにプロラクチンという乳汁分泌促進ホルモンが分泌するが、その際には子供を育てるのが一番大事という仕組みに依って女性の性欲が低下する。年齢が更年期に近くなると女性側に痛みを伴うとかの困難症が生じることもある。このような女性側の生理的な体調変化の理解が出来ないか、分からないが、拒否されて浮気に走るのを避けよう体力を消耗してこようと、セックスレスの解消に釣りに出かけるご仁もいる。

末永く仲良く暮らしていく為には、自分ばかり釣りに行ってストレスを解消してすまなかったな~、と面と向かって言えないナイーブな釣り人は、全身全霊で買い物につきあったり、台所仕事を手伝ったり、布団を干したり、風呂場の掃除などを黙々とこなすことだ。映画に行ったり、日帰り温泉に行くのもセックスレス問題を解決したり予防したりするコマセ活動だと思う。
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百歳まで釣りをしよう

2011-10-19 10:59:50 | 釣り
10月に百歳になった知り合いのおばあさんを訪ねた。悪口は聞こえない都合の良い難聴があるほかには、すこぶる元気で時々訪れる方がいる時には口紅をつける程の身だしなみの良さを持ち合わせている。息子さん夫妻の献身的なケアーがいつも笑顔を作っている。夜中に数度、居間を通過し玄関ホールを横切って独力で歩いて小用のためにトイレに行く。いたって手のかからないおばあさんである。今年百歳になった日本人は約2万人、男は3000人ほどと少ない。

札幌では、70を過ぎると町内会からお祝が来るので、家人にお祝いを小樽市から頂いたの?と聞くと、市からも町内会からも何も来なかったけど、国からはこれを貰ったのと指を指した。窓枠に画びょうで留めた野田総理大臣からの祝状が貼ってあった。寿の字の彫りこまれた銀杯が副賞でついていた。小さい割に重かった。厚生省が、居住地の行政に依頼して贈呈したものだ。

在宅で元気に過ごしてきたというのは、羨ましいほど奇特なこと。ご褒美に本人は銀杯よりも紅白のおまんじゅうが食べたかったようだ。友人の勲章受章が続いたが、勲章は望むべくもない私は健やかに釣りを続けることができて総理大臣から表彰状を貰うような長寿を目指そうと決心した。

早速、午後に職場で健診を受けた。パートのおじさんのせいか、健診を春に受けていなかったので、身長、体重、視力、聴力、血圧測定、心電図記録、検尿、採血、胸部X線を終了した。貧血と血圧が心配だが、誰しもなにか病気の一つ二つ持っているもんだとタカをくくった。リタイヤや転職に際して健診を受けるのは、仲間に心配をかけずに釣りを続ける為の必須条件と思っている。

アカハラの食い逃げ許さないぞ作戦

2011-10-18 14:42:45 | 釣り
今週末の釣魚連盟全道大会の審査法は、1尾身長プラス10尾重量。釣れる予定の魚は、アカハラ、カジカ、アブラコ、タカノハなどですが、カジカが遅れ気味なのでアカハラで数合わせして1尾は身長計測OKの魚を狙うことになると思います。

釈迦に説法と思いますが、アカハラも食いが浅く、よっぽど腹をくくって食い逃げは許さない、逃がさないぞと作戦をしっかりしておくべきでしょう。15-16日は大波のため、私たち4人は5mおきに並んで港内でアカハラを釣らざるを得なくなりました。時間は土曜日の午後10時半から朝の8時半までの長時間でした。

アカハラ以外には子ジカや放流サイズのタカノハで、イソメに来ない。サンマにはキュウリ魚が来るという始末。小さい港内ですからカツオを狙う魚は殆どいない。それでもカツオを使っていた私にサケがたまたまつきました。仲間のうち2人は、明けてくる頃、イカゴロが払底していました。

私も本格的にアカハラを狙う気持ちがなかったので、カジカ仕掛けに丸セイゴ16号のハリスを1本別につけたもので狙いました。釣童さんと私は、アカハラをゲットできましたが、同行者2人は、別の地ではアカハラで入賞しているのにボーズで終わりました。サケの筋子を追っかけている時のアカハラは食いが浅いというか、つまみ食い傾向なのでしょうね。

抜歯後の抜糸

2011-10-17 11:55:14 | 釣り
麻酔して切開の上で抜歯したので、違和感が続いておりましたが、釣りに行って英気を養いぐっすり眠れました。全体が不漁だったので入賞できました。港内で釣りをする可能性が高いといいながらタモを忘れ、船揚げ場での釣りもあり得るのにスパイクを忘れました。新しいリュックの定位置に収納すべきと思いました。

今年は、沢山並んで釣っている中で奇妙なことに鯉がついたり、サケが釣れたりしました。釣り場に向かう途中は雨なのに、釣り場に着くと雨具が要らなくなるなど、運がいいのでしょう。釣りをしている間中天候が保たれました、竿を揚げて帰り支度をしているとパパラと降ってきました。閑話休題。

サケも60以上の大物になる訳ですので力が入ります。今度は奥歯にガタが来ました。抜歯した歯のブリッジの相方で孤立した歯です。抜歯後の抜糸に受診し、3針の糸を抜いて貰い消毒をすませました。今後の予後の話になり、マウスピースを釣りの度に口に含むのも嫌なので、部分入れ歯を受け入れました。

次回の受診日に抜歯して落ち着いてから型を取って部分入れ歯になります。こんな境遇にならないように賢い皆さんは、若いうちから歯を大事に扱って下さい。徹夜の釣りが歯を痛める大きな要因の一つです。20年近く、歯科医に囲まれて仕事をしていたのに、うかつでした。歯の土台のいいうちにインプラントなどもあったのに残念です。

医釣会日高の10月例会報告

2011-10-16 16:11:41 | 釣り
15日、札幌は日差しもでて穏やかな天候になった。天気予報は外れたのか、磯に出れるのではと期待がかかったが、静内入り口の釣り具屋前で着替えをしていると力強い荒波の音と線路まで波しぶきが掛かっている。これで、好きな平磯をギブアップし、釣童さん御一行さんに同行させて貰う。

外防波堤が波を避けて呉れる筈の漁港右の浜は、津波の跡がすさまじく、液状化とヘドロの山になっている。3隻の漁船が逃げ遅れて転覆したというから相等ひどい被害がでたという。これから1mの潮込みが始まるので、沼地になってしまうと判断し、写真の岸壁にやってきた。釣童さんは、幸先良く、カジカを挙げている。私は、写真の手前で、イカゴロのチョイ投げからスタートした。35前後のアカハラに続いて子ジカが来て数は揃った。

アカハラありの同種OKの2の5という気楽な釣りルールなので、慌てず、サイズアップに心がけていると、強烈な引きで竿が刺さるやっとのことで立てると浮いてきた。右往左往しながら暴れる。サケだ。「タモ、タモ」と叫ぶが返事がない。誰も岸壁での釣りを考えていなかったようだ。そういう私は忘れて来たのだ。釣童さんの指示に従って船揚げ場まで連れて行くことにした。上針のカツオを食べており、下針のゴロ針が捕獲にアシストしていたのだった。65前後のオスだった。跳ねも見られたので、時化で港内に入ったのだろう。隣の高橋君がゴンゴン刺さる魚にハリスを切られたが、これもサケだと思う。もう1匹付いて潜望鏡を立てたように向かってきたが途中でエラ洗いされた。

井寒台と鵜苫以外は磯に出れなかった。カジカとアカハラの品ぞろえが勝負を決した。写真前列中央のトチさんこと栃真賀透さんが井寒台に入漁し、411のアカハラと411のカジカなどで1168点で優勝。前列左の私は、394、381のアカハラと36のタカノハで1049点で準優勝。前列右は、3位の釣童さんこと氏家武さん。35から40のカジカと386のタカノハでジャスト1000点。後列左は、4位の中江政美会長、鵜苫で370のカジカと406のタカノハなどで996点。後列右は5位のササデンさんこと笹島日出晴さん、三石漁港右の盤で373のクロやカジカなどで888点。門別の「いずみ食堂」でおいしいそばを食べ、2時過ぎに札幌に帰着した。来月11月6日は、噴火湾(遊楽亭より森漁港まで)で納竿会、医釣会にゲストで参加された方で都合の良い方は、ご一報ください。遊楽亭で風呂に入って直会となります。

川の濁りはコリオリの力で

2011-10-15 10:32:06 | 釣り
週末は荒れるという周期にハマったようで、日高地方は波が1.5から3mと時化になり、大きな雨雲が押し寄せてきます。強風波浪注意報まで発令されました。波を見て釣り場変更も仕方がないですね。川口は山の天気に左右されますから注意しましょう。

港内釣りになるかもですね。アカハラ釣りの仕掛けを造らねばならないですね。それも港内用の錘の軽いものも持ちましょう。イカゴロも20本余分に持ちます。竿も、アカハラ用にD上さんから紹介された屯田のリサイクル店で仕込んできた25号負荷のものを1本持っていきます。この竿でアカハラをまだ釣っていないので非常に楽しみです。

ツノは禁止ですからライフジャケットを着用し、岸壁でできる今回の釣り場範囲にある港は、静内、東静内、春立、越海、三石、けり舞、荻伏、浜東栄、浦河、鵜苫、様似と沢山あります。それぞれ、特徴がありますが、濁りの入る港などアカハラがいるかどうかは、釣りを始めてみないと分からないでしょうね。地球の自転によってコリオリの力が、北半球では川水の進行方向の右側に曲げる力が働きます。

石狩川も留萌海岸の川も右に濁りが出ていますので、日高も西海岸では濁りは、右に向かうと思います。潮流も写真のように向かいますので川の左が濁りが少ない筈ですが、魚がいるかどうかは分かりません。何台かの釣りバスは、時化ればよくなる井寒台にささるでしょうが、意外にどこかの港で並んで釣っているかもしれません。他の釣り会の方々と知り合いになれますから、ポジテイブに考えて行きましょう、釣りの後のソバも楽しみです。

心機一転、下見に

2011-10-14 01:00:27 | 釣り
9月から10月までの釣り情報を見比べてみると、黄金道路にしても、エリモのがけ下にしても日高のエリモよりでも遠投派が入賞、1本針仕掛けが有利であったという。タカノハだけは必ずしも遠投にきていない。さて、今週はどの辺り、奈辺に来ているのか楽しみである。私の投げる範囲に来ているといいが。

K林さんのエリモ第二の冒険記(HFN:Hokkaido Fishing Net 釣り情報、リンク有り)によれば、降り口、昇り口が不鮮明になっているらしいが、アブ50本と大漁している。沖に投げる程にサイズアップしたというから遠投派が羨ましい。私もみならって、1本針、2本針、ロケット仕掛け、ネット仕掛け、ごろネット仕掛けにゴロ天秤、ゴロ天秤ネット仕掛けと欲張っていろいろ持つていくことにした。

低気圧の影響で天気が崩れて雨になる。川口は避け、23日の範囲を外し下調べは仲間の釣果を見ることにした。カミナリもなるかもしれない、最近のは恐ろしいので逃げ場がありそうな近くに陣を張る積りだ。五目釣りのできる場所で、アカハラ、カジカ、アブにコマイ、タカノハを釣っている行き慣れたところに入ろう。どんなエサが好きなのか、いろいろと持って行こう。アカハラ、サンマ、白貝は用意済み。パパさんからイカゴロ、イソメとカツオを買ってきた。塩イソメを造り、あとエビとホッキも持つ。23日の下見を兼ねているので少しづつ試す。

久しぶりの磯釣りでワクワクしているが、釣りに向かう釣童さんに倣ってモチベーションはあくまでも高く、しかしテンションは抑え気味にして向かう積り。リュックもバッカンも心機一転、新調したものを持参する。並継を持って行きたかったが、雨降りの上に非力なので振出竿を2種類持つことにした。リール1個はPE3号を巻いていく、できるだけ遠投したいからだ。あと2ケはナイロン7号でタカノハ60オーバー、カジカ50オーバーに備える、実際のところ、40オーバーが1本でも釣れるといいですね。

youtubeを追うと嘔吐

2011-10-13 08:21:03 | 釣り
youtubeの使い方はご存知でしょう。中には、釣り場の写真や釣り場に至る道などをしつこくビデオで追っかけたものもあります。先日、「黄色いハンカチ」のリメーク版が、阿部寛を主人公に羽幌と焼尻を舞台にテレビで上映されました。これを見ていたカミさんが「新婚旅行に焼尻に行ってなかったね~」とのたまう。

学生結婚で、土曜日の式の後、仲人の学生部長の紹介になる定山渓の宿で1泊した後、大学で定期試験を受けました。そのような訳でいつまで経っても新婚旅行はしていない、から旅行に連れて行け、と命令される人生になりました。結婚した夏、留萌に帰省した時、知り合いの船長に頼んで天売島に渡りました。帰る日、宿の主人に、素晴らしい快晴の凪の海を磯船で案内していただきました。

オロロン鳥の巣のある崖下を岸の岩すれすれに船は進み、港で待っていた天羽丸に乗りかえて当時の定期航路の発着場苫前にむかいました。途中の焼尻には上陸しなかったのが、今になって効いてきました。天売島には数回行ったことが有るのですが、カミさんとの時以外は、大波の時化にあたっていました。あそこの海は荒れると大変だから凪の多い8月に行こう、と生返事をしていました。夜半に、羽幌や焼尻を探っていて見つけたyoutubeを見ていました。

はじめは、苫前港1本1本へそを車で案内して戻って坂を昇っていき、再度坂を下り新しい浜の崖下に進み戻って国道を羽幌に進みサンセットの見える崖への小道を走って突きあたると戻って国道に出て羽幌港に入り、ヘソやフェリー埠頭から旧羽幌川のへりを走ってまた再度港に向かい戻って国道に出て新川の1本防波堤に向かいます。目まぐるしく動く画面を眺めているうちに吐き気がしてきました。釣り場の探索には一つの情報源です。国道235号の浦河から静内を走るyoutubeは23日に何処で降りるべきか参考になります。

晴れ間のお仕事

2011-10-12 12:20:25 | 釣り
一寸晴れ間が覗いたので、かねてよりの懸案事項の一つ、枯れた梅の木を剪定することにしました。家でのんびり寝転がってMLBのテレビをみていると、何度となく梅の木が可哀相だから切ってよ、という注文が耳についていました。庭の草花や雑草が枯れるのを待っていましたが、雨降りの連続や、腰痛のぶり返しでただ眺めるばかりでした。

このようなカミさんのくどい注文は早めに処理しておかないと機嫌よく釣りに送り出してくれません。今週から、私にとっては好きな平磯での投げ釣りシーズン入りですので一気に片付けました。「枯れたのは切ってもいいけど、新芽は切らないで、新芽が可哀相なのよ」と言っています。歯痛、腰痛で体調優れずゴロゴロしていたのが急に身体を動かしたので、立ちくらみがしました。中腰で下を向いて仕事をしていて久し振りの太陽を浴びたせいでしょうか。

小枝の始末はカミさんにまかせようと、庭仕事はおしまいにして家に入り血圧を測りました。上が138下が80でホットして、ブログのチェックをしています。gooブログの欠点は、下書きが保存されないこと。何度となく流産しましたが、昨夜書いたものも流れていました。いろんなブログの会社が有りますが、果たしてブロガーの気持ちが分かる方がソフトを造っているのか疑問です。下書き「保存」の基本動作くらいきちんとできることを望みます。この要望もなんども「ご要望フォーム」に送っていましたが、無視されています。閑話休題。

また、太陽が出て来ました。道路から家の中が丸見えになっています。梅の木がボロ隠しになっていたのです。気を取り直して週末の釣りの準備に入ります。冬までは日高海岸から噴火湾の釣りですので、仕掛けもエリモ仕立てから平磯用にマイナーチェンジをしています。ゴロ針も親針と子針の2本針だったのが、孫針や親せき針を追加した3本針に替えています。針は肉厚のもの、太めのハリスにするなど、大物に負けないような配慮はしています。
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