俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

2024-07-26 | 俳句・夏・動物

 

 

繰り返す鵜の潜り見て飽かざりし

 

 

 

 

 

 

ウ科の水鳥の総称。

水辺の松林や杉林にコロニーを作る。

 

 

 

 

 

 

全身が黒や緑黒色の羽毛に覆われている。

首が細長く、嘴の先は曲がり、蹼(みずかき)があり、遊泳・潜水が巧みで、よく魚を捕らえる。

 

 

 

 

 

 

川鵜、海鵜、姫鵜などがある。

長良川の鵜飼いには、海鵜が使われている。

 

 

 

 

 

 

川で鵜が何回も潜水を繰り返していた。

魚を捕っているのだろうが、それを見ていて飽きることはなかった。

 

 

 

 

 

つひに鵜の翔つてしまひし川面かな

 

 

 

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冷索麺

2024-07-25 | 俳句・夏・人事

 

 

一日の疲れを取らむ冷索麺

 

 

 

 

 

索麺を冷やす蛇口を開けにけり

 

 

 

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ペチュニア

2024-07-24 | 俳句・夏・植物

 

 

ペチュニアや樹林公園入口に

 

 

 

 

 

 

ナス科ツクバネアサガオ属の多年草であるが、園芸種は一年草。

南アメリカ原産。

 

 

 

 

 

 

花壇用、鉢植えとされる。

 

 

 

 

 

 

六~十月、上方の葉腋に広漏斗状の花をつける。

花色は紫、紅、白、絞りなどで、品種も多く、八重咲きもある。

別名、衝羽根朝顔。

 

 

 

 

 

 

樹林公園の入口に色とりどりのペチュニアが並んで植えられていた。

皆、その花を見ながら入って行った .

 

 

 

 

 

待ち侘びし夕風立ちぬペチュニアに

 

 

 

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青柿

2024-07-23 | 俳句・夏・植物

 

 

青柿の重さを目にて計りけり

 

 

 

 

 

 

まだ熟れていない青い柿のことをいう。

 

 

 

 

 

 

梅雨の頃、目立たない淡黄色の花をつけ、落花の後、青い実が育っていく。

 

 

 

 

 

 

だんだん大きくなっていくのは楽しみでもある。

だが、青柿のまま落ちているのを見かけることもある。

 

 

 

 

 

 

散策路に青柿が生っていた。

大分大きくなり、目でその重さを計ってみた。

 

 

 

 

 

青柿や御恩を受くるばかりにて

 

 

 

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夏の川

2024-07-22 | 俳句・夏・地理

 

 

散策に清しき音や夏の川

 

 

 

 

 

 

夏の川は、時期や場所により様々に表情を変える。

 

 

 

 

 

 

梅雨の時期に水嵩を増した川、盛夏になって水嵩が減り河原が広くなった川、山峡を涼しく流れる川、釣や水遊びをしている川など、趣は様々である。

 

 

 

 

 

 

ただ、夏の川という場合は、梅雨時の濁った川よりも盛夏の涼し気な川を本意としたい。 

 

 

 

 

 

 

川沿いを歩いていると、夏の川は通常より少し水嵩を増して清々しい音を立てていた。

その瀬音を聞くのが好きである。

 

 

 

 

 

夏川の群れを離れし鯉一尾

 

 

 

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