俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

冬の水(2)

2009-12-02 | 俳句・冬・地理


蹲(つくばひ)に同心円の冬の水

冬の水は寒くなると手が切れるほど冷たくなる。日本庭園の片隅に蹲があり、木の筧(かけい)から水が雫となって落ちていた。円形の冬の水は雫が落ちると同心円を描いていた。昼下がりの日差しに冬の水は明るかった。

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水底(みなそこ)に青空のあり冬の水


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