俳句の風景

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朴の花

2023-05-18 | 俳句・夏・植物

 

 

のけ反つて退りて土手の朴の花

 

 

 

 

 

 

モクレン科の落葉高木。

山地に自生し、高さは二十メートルを越える。

 

 

 

 

 

 

五月頃、枝先に香気の強い黄白色の六~九弁の大輪の花をつける。

下からは見えにくい。

 

 

 

 

 

 

「朴散華」と傍題にあるが、実際は散華せず、そのまましおれて落ちる。

 

 

 

 

 

 

川堤の道に朴の花が咲いていた。

のけ反って見上げたがよく見えず、後ろへ下がって仰いで見た。

 

 

 

 

 

天上の誰彼見るや朴の花

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ふたこぶ山)
2023-05-19 22:06:01
 朴の花風の高さをひとり占め こんな句を詠んだ
事を思い出しました。休耕田に・・上の方は見られ
ないので此処迄見られると神秘的ですね。
俳句を勉強しているからこそ・・お陰様です。
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ふたこぶ山さん (819maker)
2023-05-20 00:32:32
良い句ですね。
俳句をしていなかったら、気にして見ることはなかったと思います。
返信する

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