俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

弟切草(おとぎりそう)

2008-09-17 | 俳句・秋・植物


弟切草道草をして雨にぬれ

オトギリソウ科の多年草。日本全土に分布し、山野の日当たりのよいところに自生する。7月~9月にかけて茎の頂に小さな黄色の五弁花を咲かせる。全草を傷薬や湿布薬として利用した。昔、鷹匠の兄が、この秘薬のことを人に漏らした弟を怒って切ったという伝説からこの名がついた。山がかった草地を歩いていると、何か花が咲いている方へつい足が向いてしまう。そうこうしているうちに霧雨が降ってきた。だが、弟切草を見つけたことに満足した。

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