俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

玉蜀黍

2023-08-14 | 俳句・秋・植物

 

 

唐黍を渡る風あり散歩道

 

 

 

 

 

 

イネ科の大型一年生作物。

中南米原産で、日本には十六世紀に渡来した。

明治初年から本格的に栽培されるようになった。

 

 

 

 

 

 

穂は雌雄別々で、雄花穂(ゆうかすい)は茎頂に、雌花穂(しかすい)は葉腋につく。

 

 

 

 

 

 

雌花穂が受精し、太い軸を中心に30センチほどのトーチ状にびっしりと実をつける。

「玉蜀黍」といえば、その実をさす。

黄色の粒々の実は澱粉に富み、焼いたり茹でたりする。

秋の代表的な味覚の一つである。

ただし、最近は六月下旬頃から熟し、夏でも食べられるようになった。

 

 

 

 

 

 

玉蜀黍を少しざわつかせて風が渡ってきていた。

そんな散歩道であった。

 

 

 

 

 

娘売る玉蜀黍の甘かりき

 

 

 


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