俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春北風(はるきた)

2024-02-26 | 俳句・春・天文

 

 

春北風や畑のビニール波打ちて

 

 

 

 

 

 

日本海を通り過ぎた低気圧が北海道の東の海上に達し、西から移動性高気圧が進んでくると、一時的に西高東低の冬型の気圧配置に戻ることがある。

この時に吹く北寄りの風を「春北風(はるきた)」と呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

「ならい」は、東日本の太平洋側、特に関東地方で吹く冬の季節風の呼び名。

春先にも吹き、これを「春北風’(はるならい)」という。

 

 

 

 

 

 

春北風は「春はまだこれから」と思わせる寒さを伴った風である。

 

 

 

 

 

 

春北風が激しく吹き渡っていた。

そのため、畑の野菜を覆っているビニールが波打っていた。

 

 

 

 

 

春北風秩父連山紺深く

 

 

 

コメント (2)
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