俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

寒落暉

2024-01-17 | 俳句・冬・天文

 

 

三人二人帰る学生寒落暉

 

 

 

 

 

 

寒中に没する太陽をいう。

 

 

 

 

 

 

厳しい寒さの中の落日は、眩しいくらい明るく、身の引き締まる感がある。

 

 

 

 

 

 

寒中の入日はあっという間に沈み、その後寒さが更につのってくる。

 

 

 

 

 

 

中学生が三人、また二人と歩きながら帰って行った。

寒落暉が彼ら彼女らを照らしていた。

 

 

 

 

 

寒落暉見つつ川縁歩きけり

 

 

 

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