俳句の風景

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定家葛の花

2022-05-14 | 俳句・夏・植物




香れるは定家葛の花なりし




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キョウチクトウ科蔓性常緑木本。







山野に自生し、庭木として植栽もされる。







初夏、枝先や葉腋に芳香のある白い花を集散花序に

つける。

花は後に黄色に変わる。

花冠の先は五裂し、風車状にねじれる。







茎、葉は民間薬として鎮痛、解熱などの薬用とされる。

名の由来は、歌人藤原定家が式子内親王(後白河天皇

の皇女で歌人)との恋の末、内親王亡き後も墓にまつわ

り生えたという言い伝えによる。







細い畑道を歩いて来ると、よい香りがした。

畑の高い垣根を見ると、まとわりついた定家葛の花が

沢山咲いていた。






定家葛咲きて仲良き農夫婦




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