俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

2024-09-05 | 俳句・秋・植物

 

 

葛の葉の象の形とも見られけり

 

 

 

 

 

 

マメ科の大型蔓性多年草。

山野に自生し、蔓の長さは一〇メートル以上になる。

木や電柱に絡みつくなど、繁殖力が旺盛である。

 

 

 

 

 

 

葉の裏が白く風に吹かれるとそれが目立つことから「裏見葛の葉」と称し、和歌では「恨み」に掛けて詠まれた。

 

 

 

 

 

 

真葛は葛の美称。

クズは大和国吉野郡の国栖(くず)からの名といわれる。

根からは葛粉を採り、薬用や食用にする。

 

 

 

 

 

 

葛が繁茂しているところがあった。

その葛の葉が象の形をしているとも見られた。

 

 

 

 

 

武蔵野の夕日明るし真葛原

 

 

 


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