
曼珠沙華に溺るる如し巾着田

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ヒガンバナ科の多年草。
中国原産。

田の畦や土手、畑の傍ら、墓地など人里の近くに自生し、
観賞用に栽培される。

秋彼岸の頃、葉が出る前に長い花茎を真っ直ぐに伸ばし、
頂に真っ赤な花をいくつも輪状に開く。

白曼珠沙華
曼珠沙華の名は法華経の一節から出た語で、サンスクリット語
で「赤い花」を意味する。
また、「彼岸花」は花が咲く時期と彼岸の時期がほぼ一致
することによる。

高麗の巾着田を訪れた。
今年は残暑が長引いているため、曼珠沙華が例年より
二週間ほど遅れて満開となった。
五百万本という巾着田の曼珠沙華は本日満開となって
いた。
行けども行けども巾着田の奥まで曼珠沙華が覆っていた。
その中を歩いていると、曼珠沙華に溺れるような感覚に
なった。

曼珠沙華茎の緑を美(は)しきとも

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