俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

案山子(かがし)

2015-10-25 | 俳句・秋・人事




丸顔の大和の女人案山子かな



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竹や藁などで作った人形のことで、鳥獣の害を防ぐために田畑に

立てる。

古くは鳥獣の肉や毛を焼き、その悪臭により追い払ったことから、

「嗅がし」といった。







稲が実って黄色く色づいていた。

その脇に案山子が何体か立っていた。

女性を模した大和の案山子は丸顔で眼が大きく、可愛らしかった。






笑ひたる案山子に声をかけられぬ







本当のへのへのもへじ案山子かな



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