真夏の太陽にも負けないオレンジが印象的なキバナコスモス
毎年こぼれ種で困るほど顔を出します。横に白くみえるのはハツユキソウです
別にコロナ禍だからというわけではありませんが
ちょうどその時期を同じくしてずっとご無沙汰していたTSUTAYAでDVDのレンタルをしてきました。
そしたらTSUTAYAアプリというものができたそうで
便利になると言うことですが私にはあまり大きなメリットは無さそう
でもまあそのアプリを入れて店員さんが今までのカードと連携してくれました。
今の時代なんでもアプリ、アプリで便利ではありますがそれらを全部使いこなすのは
なかなかできないのでは?と思ってしまうのは老年者の考えでしょうか
で、借りてきたのは「天地明察」「ホテルローヤル」「罪の声」の3点です
これらは全て小説で読んで面白かったものなので映画になった時興味を持っていたものです
「天地明察」は冲方丁の原作
江戸時代に日本独自の暦を作った渋川晴海という実在の人物の物語
現代のような科学技術がない江戸時代に想像以上の科学的手法を用いた測量や和算と呼ばれる計算方式などを使って
導き出す数値に驚き感激した記憶がありましたが映画はそれとは少し違いましたが楽しめました。
「ホテルローヤル」」は桜木紫乃の原作です
原作では北海道のラブホで非日常を求めて繰り広げられる人生模様の短編集ですが
映画ではそれをうまくつなぎ合わせているなぁって感じでした
ちょっと冷めた目線の主人公を波留がうまく表現していました。
「罪の声」は塩田武士原作で昭和の未解決事件グリコ・森永事件を題材にしたものです
「怪人21面相」を名乗った犯人やその似顔絵の「キツネ目の男」のことなど当時大騒ぎした事件を思い出します
結局犯人は分からず時効になった事件ですが
罪の声はその事件で使われた少年の声のテープを巡って物語が進みますが
それは真実?フィクション?と混同してしまうほどのしっかりとした調査に基づいたストーリーであるというのが
素晴らしいです
実はこれはまだDVDを見ていません、どんな展開になるのか楽しみです
最近読んだ本
「くそじじいとくそばばあの日本史」
以前ブログ友のtonaさんが紹介していて面白い本だなと思っていました
それを図書館の電子図書で見つけさっそく借りて読んんでみました。
電子図書は貸し出し可能ならその場で借りてすぐ読めるところがうれしいです
その題名から中身を想像するにどんな嫌味な爺と婆だろうと思いますが
実際はその呼び名はしたたかに歴史を生きぬいた老人たちのことで
そのパワフルな生き方は尊敬に値するものも多しでした。
長生きできるようになったのは現代になってと思いがちですが遠く万葉の時代にも
その後も90,100を超えてなお活躍した人が結構いたことに驚きで
平均寿命が短いのは幼児期の死亡率が高いからだとの説に納得でした。
前回のブログで可愛いおばあちゃんを目指しますと言いましたが
くそ婆もまた良しかもと思ってしまった私でした
千日紅 こちらは種まきで育てました。写っていませんが白もあります