ビオラのつれづれ記

大好きなお花のこと、
日常のちょっとしたことなどを書き留めています。

エジプト紀行Ⅶ

2010-12-15 10:38:53 | エジプト旅行

実家のミカン山からの富士が見事だったので旅日記の前にアップです。

 

 

 

 

ナイル川を挟んで東側にも見どころがいっぱいです

 カルナック神殿

2000年という長きに渡って歴代王達によって増築されたエジプト最大の神殿です

ここでもラムセス2世の時代のものがスケールが大きくその権勢がうかがえました

 

神殿入り口の第一塔門とスフィンクス

 

入り口にはスフィンクス(頭が羊で胴体はライオン)がずらりと並び観光客を迎えています

このスフィンクスはかってここから3キロ離れたルクソール神殿まで続いていたとこのと

そして今、そのスフィンクス群が発掘されて何千年も前の姿に再現すべく工事が行われている最中らしい

あと数年後にまたここを訪れたらきっと何百体ものスフィンクスが並ぶ参道の壮観が見られるから

ぜひその頃またルクソールへ来てくださいとガイドさん

でもまあそれは無理でしょうから想像だけしておきました

 

神殿内部の狭い空間はご覧のような人・人・人でいっぱい

 

ここカルナック神殿の見どころは134本あるという巨大な列柱群

列柱は高さ15m、周りは大人10人が手をつないでも抱え切れないほどの太さで石柱の林の中に立っているという感覚です

天井はほとんどが失われていますが柱には多くのレリーフが残っています

 

 

列柱室を抜けて庭に出るとトトメス1世とハトシェプスト女王の2本のオベリスクが見えます

写真の手前右側は倒れてしまったハトシェプスト女王のオベリスクが横たわっています

これを見ると先端の様子がよくわかります

昔は先端は金と銀の合金で覆われていてその輝く反射で太陽神を崇めたということです

それにしてもすごいものを作ったと改めて驚きです

 

 

横の方にはスカラベの像が・・・

この像の廻りを7周廻ると願い事が叶うと言われているとかで大勢の人がぐるぐる廻っていました。

私ももちろん並んでグルグル・・・・・ 

スカラベ(ふんころがし)は糞玉を転がす姿に太陽の再生復活と重ね合わせて聖なる生き物とされ
どこの遺跡にもいろんな形でスカラベの姿がありました。

神殿の見学を終えての帰り道添乗員さんの命令?でおどけたポーズで記念写真を…

 

 

添乗員さんの機転で予定を変更し香水屋さんで時間をつぶし

日が落ちてルクソール神殿のライトアップが始まるのを待ちました

 

例によってお店ではいろんな香りの香水の試しつけをさせてお買い上げを狙います

ここでエジプトに来て初めて女性店員さん登場

今まで女性が働いている場面は一度もなしだったのでなんだかすごく新鮮な気がしました

でも香水は付けないのでお買い上げは以前のラクダちゃんの香水瓶と友達用の香水瓶のみでした

後ろの棚にズラリ並ぶのは色とりどりの香水瓶

「物が良いから割れないよ~」とのことで露天に並ぶ土産物屋さんの値段とは大違いでした

 

 ルクソール神殿

 ライトアップされて輝く塔門とオベリスク

ここにはもともと左右に2本のオベリスクがあったのだけれど1本はカイロ市内のモスクにある時計台と交換に

フランスにあげてしまい今はパリのコンコルド広場に建っています

今考えれば惜しいことをしたなと思うでしょうねぇ

 

 

塔門の前の像はラムセス2世

中に進んだ中庭にはラムセス2世の立像がズラリ並ぶ場所も・・・

そして頭部のみのこんな像も・・・とここもラムセス2世さんオンパレードでした

 

私たちは日暮れてからの見学だったので見えませんでしたが

ルクソール神殿に続くスフィンクス参道はこんな感じのようです

これが何年後かには延長された形でお目見えしたら見事だろうな

 

 

 

コメント (25)
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