笑顔浴

優しい時間

一日一善

2019年01月31日 | Weblog

 

私の同年代の人達にとっては、懐かしいフレーズです。

1970年代後半の頃から、毎日、日本船舶振興会のCMで、

笹川良一氏が子供たちと「一日一善」の掛け声をする様子や

社会奉仕活動の模様が紹介されました。

一日一善!

「善」は見返りを求めないで、奉仕すること。

私の行う「善」は、微々たるもので、はかない行為ですが

私達が行う「善」は、今よりも地域を住みやすくすると

自然に信じていました。

 

私は医療職にすすんだので、

スポーツや文化、福祉その他の分野の笹川氏の貢献には疎いのですが

慈善事業の規模の巨額さに、ただ者でない存在感を今でも感じます。

WHOの天然痘根絶事業に、民間団体としては世界一の資金協力をしたそうだとか

(財)笹川記念保健協力財団を作って、各国のハンセン病院を慰問して回ったそうだとか

ハンセン病のワクチン改良のために、自らワクチン接種の第一号被験者になったと知り、

誰もができることではないぞと、敬愛しています。

 

笹川氏の「一日一善!」をTV画面から浴びて大きくなった

50代60代の大人に受け継がれているのを感じて

嬉しくなる日が、多々あります。

おじさんや、おばさんは 優しい人がいっぱいです。

 

 

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