何年か前にダイソーにて100円で購入したドリル
昨日から、岡江久美子さんのCOVID19感染による死亡が報道されています。
志村けんさんの急死のあとも、喪失感で落ち込んでると連絡がありました。
既往症で治療中の患者さんやご家族の不安の高まりは、
いかばかりかと想像します。
死者が増えたら、残される家族も増えるわけで
感染を広げないように、私がすべきことを 再確認しています。
先日、世の中が乱れた時、大勢の人が深く悩む時、
何度も読み返される「六然」を教えてもらいました。
例えば・・幕末には勝海舟が
近代では安岡正篤らも深く学んだそうな。
もしも、安岡正篤氏が生きておられたら
「世の中が悪い、時代が悪いと言うのならば、
そう言う時勢に対して、自分はどれだけ役にたつのか
それをどう解釈し、それに対してどういう信念と情熱を持っているのか、
よく自分を責めるがよい」 という言葉を
呆然としている私達に 贈ってくれることでしょう。
落ち着かない非日常の毎日を、
どのように生きればよいか? の指針にしています。
いろんな人のブログを訪問して解釈を教えていただき、
私が理解できたのは、こんな感じです。
「六然訓」崔後渠(さいこうきょ)の六然(りくぜん)の教え。
- 自処超然(じしょちょうぜん) 自分の利益ばかりに、執着しない。
- 処人藹然(しょじんあいぜん) 人に対しては、なごやかでいる。
- 有事斬然(ゆうじざんぜん) 事が起これば、勇断しキビキビ処理する。
- 無事澄然(ぶじちょうぜん) 何事もなければ、澄みきった心でいる。
- 得意淡然(とくいたんぜん) 自分の思い通りになったときは、
傲慢にならず、淡々と静かでいる。 - 失意泰然(しついたいぜん) 自分の思い通りにならないときは、
取り乱すことなく、ゆったり堂々といる。