笑顔浴

優しい時間

六然訓で平常心

2020年04月24日 | Weblog

何年か前にダイソーにて100円で購入したドリル

 

昨日から、岡江久美子さんのCOVID19感染による死亡が報道されています。

志村けんさんの急死のあとも、喪失感で落ち込んでると連絡がありました。

既往症で治療中の患者さんやご家族の不安の高まりは、

いかばかりかと想像します。

死者が増えたら、残される家族も増えるわけで

感染を広げないように、私がすべきことを 再確認しています。

 

先日、世の中が乱れた時、大勢の人が深く悩む時、

何度も読み返される「六然」を教えてもらいました。

例えば・・幕末には勝海舟が 

近代では安岡正篤らも深く学んだそうな。

もしも、安岡正篤氏が生きておられたら

「世の中が悪い、時代が悪いと言うのならば、

そう言う時勢に対して、自分はどれだけ役にたつのか

それをどう解釈し、それに対してどういう信念と情熱を持っているのか、

よく自分を責めるがよい」 という言葉を 

呆然としている私達に 贈ってくれることでしょう。

 

落ち着かない非日常の毎日を、

どのように生きればよいか? の指針にしています。

いろんな人のブログを訪問して解釈を教えていただき、

私が理解できたのは、こんな感じです。

 

「六然訓」崔後渠(さいこうきょ)の六然(りくぜん)の教え。

  • 自処超然(じしょちょうぜん) 自分の利益ばかりに、執着しない。
  • 処人藹然(しょじんあいぜん) 人に対しては、なごやかでいる。
  • 有事斬然(ゆうじざんぜん)  事が起これば、勇断しキビキビ処理する。
  • 無事澄然(ぶじちょうぜん)  何事もなければ、澄みきった心でいる。

  • 得意淡然(とくいたんぜん)  自分の思い通りになったときは、
                   傲慢にならず、淡々と静かでいる。
  • 失意泰然(しついたいぜん)  自分の思い通りにならないときは、
                   取り乱すことなく、ゆったり堂々といる。
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