笑顔浴

優しい時間

いえいえ、定価です

2016年11月19日 | Weblog

今夜、8時過ぎに年賀状を届けてくれる約束をしました。

いつの間にか11月も中旬。

彼女のお友達のご主人のノルマに協力するのが、毎年の11月行事です。

彼女は、面倒みが良くて、他人のためによく動く人です。

 

「ねえ、今年も年賀状を頼まれてるの?」

一昨日、職員室で親しい友人から声をかけられました。

友人も11月行事にしてくれてるんですね。

「うん、頼まれてるよ」

「私も100枚注文するね」

「どうも、ありがとう! 喜ぶと思うな~早速メールで知らせとこう」

隣に居た先生が 「それ、安く買えるんですか?」

「いえいえ、定価です」

 

定価だけど、郵便局で買うよりも、いいことがあります。

 

彼女の友達夫婦とは一度も逢ったことはないけれど、

感謝のメモと携帯用ティッシュが1個 袋の中に添えてある。

 

面倒みのよい彼女は、手作りジャムやお惣菜のおすそ分けを

年賀状とは別に差し入れてくれる。

「上手に作ってるね~」

「今はね、これに夢中なの~」

などと、逢えば ひとしきり近況で盛り上がります。

 

私は過労気味の友人に

今年も「お疲れさんキャラメル」を、年賀状に添えて渡します。

友人は、お姑さんのお世話と薬局勤務と非常勤講師の掛け持ちで、お疲れに違いない。

「ちゃんと休めてる?」

「この時期は風邪が増えて、薬局が忙しくなってる~

インフルエンザ感染予防に <あいうべえ>がいいらしいよ!

アッカンべエをすると唾液がたくさん出て、

唾液中のリゾチームのおかげだって」

「唾液かあ~」

ここ数年、同じような会話を繰り返していることに、ふと気づきます。

 

郵便局で買えば、一瞬で済むのですが、

あえて<めんどくさい手間>を楽しんでいます。

何度も連絡を取り合って、喜ばせあって、感謝しあっているうちに、嬉しくなるからです。

いつもは、手間をことごとくはぶき、

1円でも出費を抑える節約生活で、

仕事や家事や母のお手伝いに 脳を占領されるせいか

気が付くと、仕事以外の交流は凄く減っています。

 

元気が減っていると感じたら、

労働と時間とお金をかけて、<めんどうくさいこと>をするのが

私のストレスコーピングです。

どうぞ、お試しください。

 

 

 

 

 

 

 

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