笑顔浴

優しい時間

脱・悩み

2012年01月31日 | Weblog

 

(故)井上ひさしさんが、彼の娘に

「問題がおこると、人間は、自分の悩みにするのが上手だ

でも、問題は問題として解決すべきで、悩みにしない方がいい」と語った。

 

私の悩みにしないには・・・

問題に対して、さまざまな感情を抱かないこと

事実を、事実として受け止める

仮に何かを求められているのであれば、粛々と対応する。

いちいち、不安や心配や怒りや悲しみを、事実にくっつけなくてもいい。

 

この話を、期末試験1ヶ月前になったので紹介した。

「提出プリント(平常点)が60%以下で、進級できるか心配している人はいませんか?

たとえば、今、3%しか取れていない事実は、問題です。

だからといって、自分を情けない人間とか、価値のない人間とか もう無理だと決め付けたり

私に対して恥ずかしがったり、クヨクヨ思い悩むことは必要ありません。

問題は問題として、解決すればいいのですから、

どうやって、今から得点すればいいかだけを その方法を考えなさい。

配点の高いプリントからやっつけると、早く60%に追いつくよ」

と、呼びかけると

昨年の9月から一度も提出せず、寝てばかりいた学生が、

「俺やるけん!今までのプリントもらえるんですか?」と、前に出てきた。

「当たり前じゃあ、好きなだけ持っておいき」

「気前いい~」と笑った笑顔が私の宝物です。

 

 

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