3月5日11時に畑寺福祉センター「こころの健康フォーラム」会場に到着しました。
隣には児童館があって、お子さんの声もにぎやかでした。
入口近くでクッキーや小物をショッピングして、さあランチ!
ぜんざいやうどんのブースもありましたが
なにしろ液体は、テーブルまで移動の途中に半減するので、
たこ焼きとポテトにしました。
外で食べるなんて久しぶり、音楽が流れて気持ちいい~
お、正面の駐車場ネットに 横断幕が!
あんな高いところに!凄いな、気合入ってるよね!!
熱々のたこ焼きを完食し ポテトをポリポリ食べていると
2月27日にピア相談員養成研修でお逢いしたAさんが
「よ、先生、来てたのか」と隣に座って、おしゃべり。
袋の底に残りわずかなポテトを、Aさんにすすめるのは
やっぱり失礼だよね~とクヨクヨ迷っていると、
Aさんは突然
「守秘義務があるけんな、つなげんのよ」と語り始めた。
「絶対に秘密よと言われるけんな、家族に言えん」
「Aさんは、家族に教えたかったのでしょうか」
「ほうよ」
「その葛藤 想像できるなあ~」
「先生はどうすんで?」
「私ですか? 私は相談が始まる前に約束するんです。
あなたがもし、ご自身か誰かを殺すかもしれないと私が感じる時には
○○に伝えてもいいですかと あなたの許可を必ず求めるけど、
あなたが駄目と言っても、いのちを守るために 守秘義務をはたさない時があります。
同意してくれますか?って説明するんです」
「難しいなあ」
「はい、難しいです」
「お、こっちよ~」Aさんのお友達が集まってきて、
がやがやと盛り上がり、解散。
午後からは、精神障がいを持ち、地域で生活している人が
病気になった時のことや、どう乗り越えてきたか 体験談を拝聴しました。
お二人に共通したことは、どん底の日々で 死のうとした時に
グループにつながって、居場所ができた。
支えてくれた人がいたから、考えが変わり 行動が変わり、人生が変わった
という発表に 勇気をいただきました。
私達は微力ですが、無力じゃないのです。