笑顔浴

優しい時間

字名をつけてみよう

2015年02月07日 | Weblog

 

昔の人は、名前をいくつも持っていたし、

本名で呼ぶことは、良しとされなかったと聞いた。

 

「利休」という名前は、

私利私欲を休むとかいて

私はむさぼらない生き方をすると宣言している。

 

「一休」という名前は、

この世は、あの世までの一休みにすきない、

せいぜい自分の生きたいように生きるさ と宣言している。

 

「如水」という名前は、

水のごとく、入るべき器を選ばず

石に穴をあけるほどの力を発揮し

穏やかに暮らしも支えたいと宣言している。

 

「雲霧」という名前は、

雲や霧が人知れず生じ、人知れず消えてしまうように

小さな水滴として常に在りながら、変幻自在、

やる時は、やりまっせと宣言している。

 

もし、私がこれから生きる方針を

名前に込められるとしたら

どんな、字名をつけようか?

 

「潮待」

潮を待つと書く。

潮の満ち引きを受け入れて

流れの変わり目を 待てる私になりたい。

焦るな。

急ぐな。

私の思い通りにしようとするな。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フワフワ | トップ | 潮を待つ »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事