笑顔浴

優しい時間

知らなければ、心穏やか

2016年04月12日 | Weblog

 

味覚がイマイチでご飯がマズイという母に、

亜鉛を多く含む食品(牛肉)でもと思い

母の歯に優しいかを心配しつつ

吉野家で「すき焼き鍋膳」を食べました。

柔らかい牛肉で美味しくいただきました、ご馳走様。

 

春休みで、3人の男子中学生がにぎやかに入店してきました。

「あ~、俺らの席にすわっとる! いつも俺らが座る場所なのに」

少年の不満そう声が店内に響きました。

 

その時、どんな「想い」が自然に浮かぶでしょう。

交流分析で考えると、私は5つの考え方の中から、ひとつを選びます。

CP 「なんて自己中な中学生なんだ、うるさいぞ、黙れ」 (厳しい親)

NP 「お気の毒に。楽しみなら、私がなんとかしてあげられないかしら」 (優しい親)

A  「君達の指定席はない」 (理性的な大人)

FC 「他の席も、気分が違って面白いよ~」 (自由な子供)

AC 「やっぱり、私のことを責めているのね」 (従順な子供)

 

私は「君達に指定席はないよ」と思ったので

特に感情のゆれは起きなかったのですが、

興味本位で、母にも尋ねてみました。

母の耳には、そもそも少年の声が届かなかったようで、

自我状態の機能分析をするまでもなく

<知らないこと>で、心おだやかに、すき焼きを食べてたそうです。

 

知らなければ、心穏やかに暮らせることもあります。

疑心暗鬼になると疲れるので、

本当のことは知らなくていいよ、

知ったところで、真実かどうか もっとわからないよ

気持ちが爽やかになるものに、耳を澄ませてごらんと

声をかけたい人がいます。

 

 

 

 

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