笑顔浴

優しい時間

合理的配慮

2017年08月29日 | Weblog

 

 

研修会で、父兄から「合理的配慮」を求められ 困っているという先生と出逢った。

発達障害の研修会だったから、サポートが必要な児童生徒と推察。

 

「合理的配慮」への障がい者側の期待は大きい

けれども、どこまでを合理的と判断するかは

対応する側の力量にまかされている

 

それでも、

今まで遠慮して諦めていたことを

法律に背中をおされて、対話が始まるところに意味がある。

駄目元で伝えてみれば、10に1つも

希望をかなえて貰える可能性が でてきたということだ。

 

困っていた若い先生は

「我儘がエスカレートしたら対応できない」と不満そうだった。

自分の手におえず、困ったり不安になって 怒りも湧いてきたのか。

父兄に求められたことを、

言われたままに対応しようと考える誠実な人だ。

今できないことは、できないと伝えても良い。

知らないでいるより<いつか>につながるから。

 

昨日、

私は「合理的配慮」を自らお願いしてみた。

初めての試みである!

9月に3日間の自殺対策の電話相談を実施するので

担当日時を相談員の希望を集計して決めることになった。

敷地内に1台だけ駐車場があるが、2人ともマイカーの場合は譲り合い、

そこに停められない場合は、隣接した駐車場に停める。

その駐車場が空きやすい金曜日の夜間を希望した。

 

ところが 希望集計を担当くださる女性から

「日曜の午後14-16時はどうですか?」と相談があった。

敷地内の駐車場は終日利用できないけれど

駐車料金はでるので(どこに停めてもらってもいい)に対して、

私の関心は、駐車料金よりも歩行距離であり

日曜は隣接の駐車場が満車になりやすく、

近隣の駐車場は私にとって遠すぎると伝えた。

しばらくして・・・

申し訳ないけれど「今回は担当なしで」のお知らせが届いた。

 

日曜日を打診された時点で、

希望日時が偏り、彼女が困っていることを察した。

本当に調整役は御苦労さまである。

それまでなら 即OK!を返信した私だけど

負担も口にしていいのだ

 

 

学校でも、会社でも、地域でも

SOSを素直に発信したほうがいい。

伝えていれば、そのうち 誰かに届く。

黙っていれば、<問題が無い>まま、変わらないから。

 

 

 

 

 

 

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