笑顔浴

優しい時間

待っていてくれたんですか

2018年11月13日 | Weblog

 

先日、マンションの玄関で、

親切にしてもらったので、忘れないようにメモしておきます。

 

5歳と3歳の兄弟と、たまたま玄関の外で一緒になりました。

何度か、お父さんと3人の時に

エレベーターで一緒になったことのある兄弟です。

 

「今日は2人だけですか?、自動ドアを開けますね」と鍵を探していると

するりと前にやってきて、部屋番号を押し

お母さんにドアを開けてもらいました。

「ありがとうございま~す」

と、お礼を言ったのですが、弟の手を引いて

髪の毛が立つほど大急ぎで走って行きました。

 

郵便物を取ってる時に 何か音が聞こえました。

エントランスをとぼとぼ歩いてゆくと

エレベーターの前で、

2人が少し離れて しゃがんでいました。

 

「待っていてくれたんですか?」

「はい」

と、お兄ちゃんは立ち上がり

エレベーターのボタンを押してくれました。

エレベーターの扉が開くと、兄弟がダダダ!と乗り込んで、

いつもお父さんがしてくれるように

「開く」ボタンを、力いっぱい押してくれました。

「どうも ありがとうございます」

とお礼をいうと

「はい」と応えてくれました。

 

彼らが降りる時、もう一度「ありがとうございました」

と声をかけると、振り返った弟が

黙って手を振っていました。

 

あの、物音ですが・・・

エレベーターの中でスタンバイして

私を待っていたのに、あまりにも遅すぎて、

警告音がピーピー鳴りはじめ

驚いて外に飛び出したのではないか?と 想像しています。

嬉しいです。

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