笑顔浴

優しい時間

補聴器が耳栓に

2018年09月19日 | Weblog

地ものの活きのよい海老が手に入ったら

塩ゆでにして ビールを飲むのが父は好きでした。

今日は私も、懐かしい夏の味をたのしみました。

 

7月頃から 冷たいものが歯にしみるけど、虫歯を抜かれるのは嫌

この葛藤の中にいた母ですが、とうとう受診を選びました。

昨日、歯科医の治療説明によると、

前歯の6本全部、神経の所まで蝕んでいるそうです。

3本の歯の神経を取り、1本グラグラしていた歯を抜歯。

今夜は、<うどん>か<おじや>にして飲食を控えてとのこと。

<おじや>って、どう作るんだっけ?

これから、虫歯治療を始めますが長引きますよ、とのことでした。

 

先生も可愛い受付嬢も、精一杯の大声で、

母を通り越して 後ろにいる私と会話するので、

母は面白くなかったのでしょう。

「なんも聞こえん!」「何、話しよんの?」

と、お話の途中でも 参加しようとするので

母の正面から、大きく口を動かして

「補聴器の、スイッチを、入れてるの?」

「ピーピー音がするから、今は切っとる」

「お母ちゃん、それ、耳栓になっとるよ」

 

車の中で、先生のお話をメモに箇条書きにして説明しました。

聞こえないだけで、読めば理解はできます。

デイサービスの人に見せたら、

抗生物質を昼食後に飲むことが理解しやすいでしょう。

メモは、デイに持参するファイルの薬入れの中に入れました。

 

母は忘れんぼさんなので、治療ノートを作って

このメモも貼り付けておきます。

受付の女性に、大切な伝言があれば 書き込んでもらいましょう。

90歳になっても、無視されるのは辛いですもんね。

大人の一人として、普通に接してほしいのだと想像します。

私も年をとったら そう願っています。

 

 

 


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