笑顔浴

優しい時間

御意

2014年01月17日 | Weblog

年末のことでした・・プリントを提出にきた二人に

「 仕上げるのが速いですね.

 お二人とも、同じように勘違いされてるから、 

 私の問題の作り方がまずかったのでしょう。 

 ここは、教科書の■ページの下の方を もう一度 確認してください」

 「御意!」

 「?!」 

 

年末に、「倍返しだ!」で、大ヒットしたドラマがありました。

絶対的な縦ラインの、部下のセリフに「御意」があって

喜んで服従する場合と、厭々従わざるを得ない場合を

使い分けて 面白がっているようでした。

こうして、遊びながら社会勉強してるんですね。

世の中、甘くないことは知っておく方が、知らないよりはいい。

やがて、上司ともなれば

部下からの 「何考えてるんですか」なんて文句よりも こっちを聞きたい。

言わせたいわけで。

   

絶対的な縦ラインで憧れる上司のセリフは何かといえば

「承知」

部下を信じて、いちいち確認したり、指導したりしない。

お前に任せるから、好きなようにやってこい

万が一失敗しても、責任は全て私がとるという。(CMでもありますね)

事態が順調に進んでいる場面では、

こんなリーダーにつきたいという 部下の理想像とか。

逆に、トラブルが起きて混乱した場面では、

「私の指図通りに、役割を果たせ」と、てきぱきと情報収集して対策を打ち出す。

リーダーシップ を発揮して、短期間で収束させる能力の高さに憧れるとか。

 

 

戦争映画などでは、立派な指揮官が決断の時、

困惑したり、躊躇したり、お説教したり、感情的になったり

くどくど文句を言わない人に演出されています。

人が互いに信頼しあうと、そんなに言葉は必要ないのかもしれません。

それまでには、時間が必要だし、

ぶつかるたびに互いを理解するチャンスが多くないと。

それが、おつきあいになると思うんだけど

いい時も、悪い時も、一緒に過ごしてこそなんだと思います。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする