笑顔浴

優しい時間

強風の悪戯

2011年01月30日 | Weblog

隣の車の女性が赤ちゃんを抱いて降りた時 バン!と音がしました。 

 

彼女は私の車のドアを見たので、謝るのかな?と思ったら

他のブースに移動して、児童館に入って行きました。

電話中の私が気がついてないと判断したのでしょうか。 

・・嘘でしょう~と確認すると

白い塗料がドアの形のまま残り、指でこすっても消えませんでした。 

 

児童館に行けば直接対話ができますが、

お友だちと楽しんでるかも知れないし、まあ、いいか。

車内に居なかったら

「誰よ!今日はついてないなあ」で終わるんですもの。

見なかったことにするか。

 

否。「ほしいストロークは、求めよ」

(ストローク:交流分析理論の用語で、対話とかやりとり、関わる意味)

 

私も半分譲歩して、メッセージを後ろのワイパーに挟んでおきました。 

挟んだメモを捨てたら済むことなので、駄目で元々です。

 「私の車にドアを当てて 白い跡を見たのに あやまりもせず 

 車を移動させるのは、良くないことですよ 氏名 携帯電話の番号」

 

 

留守電にお詫びが入っており、示談交渉成立でした。

  

 

「人」を責めないで「行為」を批判するメリットは

「行為」を変えた時点で「人」が開放されるところですね。

 

逃げるなんて卑怯者め!と「人」を責めれば、

卑怯者が変わるのに、随分の時間と努力がかかりそうです。

その点、「行為」を変えて謝れば、自由になれる方が互いに楽です。

 

「私のせいではなく、強風でドアが勝手にぶつかった」

という 私は悪くないという言い分を

「そうでしたか、今日は強風でしたものね」と受け入れると

「お詫びの品を持って修繕費を持参し、

 お目にかかってちゃんと謝罪する」

という対応になりました。

 「小さなお子さんがいらっしゃるようなので、

  口座振込みでかまいません」と伝えました。

 

強風の悪戯で、

私も彼女もコミュニケーションスキルの演習になりました。

 

 

  

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