バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

昨日の練習とG2リード

2016年05月01日 | 日記
 昨日は、バスーンアンサンブルの練習。本番まであと1ヶ月となった。本番は立ちで演奏なので、本番と同じように立っての練習になった。午前10時からお弁当時間をはさんで午後4時までだったが、やはり立って吹くと疲れる。体力のなさを実感する。

 こちらは、これまで削りためたメディール等のリード。



メンバーのお二人に、吹けそうなものがあれば贈呈するよ、ということで、試奏してもらった。たぶん、お二人がいつも吹いているリードとタイプが違うのでどうだろうかと思ったが、お一人は1本、もうお一人は2本気に入ったものがあったようで、よかった。

 先月に組み立てたG2(ガーフィルドタイプ)シェイパーのリードも削り始めた。



 G2シェイパーの特徴はなんと言ってもその首の細さ。組み立てたときのチューブとブレードの境目あたりの径(上から見て)が7.6~7㎜とかなり細い。SHシェイパーだと8.5㎜、Foxの1番で8.4㎜ほどだ。

 この首の太さはリードの性格を決める割と重要な要素だと考えている。もちろん、ガウジングの厚さによって同じシェイパーでも変わってくるし、材の硬軟でも変わってくるので一概には言えないが、首が太いと息はよく入るが振動が減り音色はどちらかというと暗く(丸く)なる。細いとその逆でよく振動し明るい音色になるようだ。

 柔らかい材だと、首が細いと振動しすぎて音がバタバタとした感じになる。太いともっさりとした感じになり、明るくしようと薄めにするとEが下がりやすくなり、3オクターブ目が出にくくなる。

 固い材の場合は、首が太いと振動しにくくこもった感じの音になり、3オクターブ目がかなりきつくなる。なので、この場合は調整の途中であきらめることが多い。そして、細い場合、そうこれが今回G2を試している理由。もしかすると、硬めの材とG2シェイパーは相性がよいのではないか、と思ったのだ。

硬めで振動させにくい材も首が細いことで振動させやすくなるのではないか。いつも自分が使っているピゾニー材よりもダンツィの方が硬めなので、ダンツィケーンで試している。メディールでも試しているが、こちらはまだ材の傾向がよくつかめておらず、普通に作ると響きが貧弱になってしまうので、試しにG2で作ってみることにした。

 私の理想だと首の太さは8.1~2㎜なのだが、ちょうどそのくらいになるシェイパーを持っていない。ああ、特注で作りたい。
   

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