今日は3本

ダンツィ・プッペが1本残っていたので、これもメイキングだけで上手くいくだろうか、と期待して削ってみた。ブレードは27㎜にする。

うーん、これはメイキングだけでは鳴らなかった。昨日のケーンより材質が固めだ。仕方がないのでいつものように削ることにした。ただし、27㎜のままなので削りすぎないように少しずつクロウを確認しながら削る。



とりあえずクロウするところまで削り作業を中断。あとは楽器に付けて吹いてみてから調整することにした。

続けて、あと3本残っていた細身ケーンのプッペを削る。これも上下がずれてしまったので後回しにしていた。



わりと良い感じのクロウになったところで、ストップ。こちらはまた時間のあるときにでも調整することにする。



さらに調子にのってノーランテールで組み立てたプッペを1本削る。先端を落とすと、写真では分かりにくいかもしれないが、すでにかなり薄い。最初、27㎜で試す。



先端の方をヤスリで軽く処理をしてみたが、ビャービャーすぎる。27㎜ではだめかと思い、26.5㎜に調整し直す。多少ましなクロウになったので、ここでストップ。



以前にも書いたがノーランテールのプロファイルドケーンは最初からかなり薄めなので、うまくいけば先端をカットしてほんの少し調整しただけでほぼ完成に近い状態で使える。そのかわりうまくいかなかった場合、調整が難しい。削れる部分が少ないからだ。

前回購入したノーランテール10枚のうち、2本は出来がよく、4本は使えないことはない感じで残りはだめだった。先日新たに10枚仕入れてあるので、今度作ってみて上出来が3本以上できなければ、ノーランテールでの製作はやめようと思う。