バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

ドナティ・ドナティ

2023年03月01日 | リード
しばらく前に硬度0.2で組んだリードを数本仕上げてみたところ、いつもと同じ設定で作ると、いわゆる削りすぎたリードのビャービャーした感じになってしまうので、いつもの設定より0.1㎜全体を厚くしたところ、バランスがとれた。

ドナティで最初に作ったリード(硬度0.17~19)の調子が良く、今週末の室内楽演奏会で使用するのだが、これから丸材購入を継続するかどうか検討中。リンプルで購入した丸材は柔らかいものが多かったので、効率を考えると躊躇する。ドナティ本社から直接購入したものの結果で考えよう。

そこで、ドナティの丸材加工第三弾。この丸材はドナティ本社から直接購入したもの。長いものが結構混ざっているので、糸鋸で適当な長さにカットすることに。鋸を入れる場所にはマスキングテープを貼る。門松用の竹を切るときも、ビニテなどを巻いて切ると切り口がささくれずにきれいに切れる。




切れ端を集めると数本分の材料になる……。購入するときは重さなので、長いものではなく、丁度よい長さの方が結果として数が多くなる。リンプルで購入したものは、長さがほぼ揃っていたので、ドナティから仕入れたものを適当な長さに調整しているのだろう。



先日15本を加工した。今回は材の径も良いものを選んだので、失敗したのは1枚。計59枚。
0.14×6、0.15×4、0.16×10、0.17×7、0.18×11、0.19×5、0.20×10、0.21×1、0.22×3、0.23×1、0.24×1。
なかなか良い結果だった。リンプルで購入した丸材では0.20以上のソフトなものが多かったが、今回のものは自分好みの0.16~0.19あたりが多く、嬉しい。たまたま違いが出ただけなのかどうか分からないが、購入先でこの傾向があるなら、多少長いものが混ざっていてもドナティ本社にオーダーした方がよさそうか。

まぁ、それでも今のところメインの材料はラボーロなので、ドナティは加工済みケーンが購入できればそれでもよいか、と思い探してみると、国内では某工房様でGPケーンが購入できそう。ということで早速10枚購入した。きれいな加工で硬度もほぼ一緒で0.17。ガウジングの厚さは乾燥時で1.25、水に浸して1.3。

材料は120㎜ではなく118㎜。削ってある部分が62㎜(片方が31㎜)。おそらく二つ折りシェイパー用に折りしろを考慮してあるのか。結果チューブ部分は28㎜になる。



リーズンのシェイパーのサイドに縦線が刻まれているのだが、これが118㎜ケーン用の目印だと、今回の作業で気がついた。



プロファイルは一度かけ直す。こうしておかないと出来上がりの比較が難しくなる。



結果、いつもと同じようにブレード27㎜で作ると先端の巾が狭くなり、軽めのリードになる。なので2本目は、ブレード28㎜にして先端の巾を同じにし、長くなった分少し厚めに仕上げたところ、良い感じになった。
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