知人からの依頼で作っているリード。年に何回かまとめて送っているが、ストックがほぼ無くなったので、昨日と今日の二日で10本ほどプッペを削る。
メディール材で、ブレード27㎜、チューブ29㎜。第2ワイヤーの位置は、残っていたプッペ数本はカラーから11㎜、昨年末に組み立てたものは10㎜。
メディール材は、ギース材と比べると張りがあって振動しやすい。音色もやや明るめになる(当社比)。
依頼された当初は、ブレード26㎜で、かなり軽くしたものだった。今もできるだけ軽めに作っているが、当時と楽器もボーカルも変わり、D3問題もあって自分の好みのリードも変わってきたため、当時と同じリードを送ることができずに申し訳なくも思う。
市販のリードでもよく聞く話だが、同じメーカーのリードであっても段々と仕様が変わっていって以前と同じではなくなってしまう、という。恐らく製作者としてはさらに良いリードを、ということで改良していくのだろうが、そのリードを好んで使っている奏者は、吹奏感が変わって困ってしまうのだろう。
同じ吹奏感のリードを長く作り続けるのは大変なことであるし、すごいことだと思う。それは、そのリードが一つの完成形であり、レシピが確立している、ということだから。
私もそこを目指しているのだが、たどりつくことができる気がしない。常に迷い続けている。
メディール材で、ブレード27㎜、チューブ29㎜。第2ワイヤーの位置は、残っていたプッペ数本はカラーから11㎜、昨年末に組み立てたものは10㎜。
メディール材は、ギース材と比べると張りがあって振動しやすい。音色もやや明るめになる(当社比)。
依頼された当初は、ブレード26㎜で、かなり軽くしたものだった。今もできるだけ軽めに作っているが、当時と楽器もボーカルも変わり、D3問題もあって自分の好みのリードも変わってきたため、当時と同じリードを送ることができずに申し訳なくも思う。
市販のリードでもよく聞く話だが、同じメーカーのリードであっても段々と仕様が変わっていって以前と同じではなくなってしまう、という。恐らく製作者としてはさらに良いリードを、ということで改良していくのだろうが、そのリードを好んで使っている奏者は、吹奏感が変わって困ってしまうのだろう。
同じ吹奏感のリードを長く作り続けるのは大変なことであるし、すごいことだと思う。それは、そのリードが一つの完成形であり、レシピが確立している、ということだから。
私もそこを目指しているのだが、たどりつくことができる気がしない。常に迷い続けている。