バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

リード取り扱い説明書

2018年11月25日 | リード
 ヤフオクに出品するための準備を進めている。

 出品用のリード、発送用のケース、発送方法、入金先の口座までは準備ができた。あとは、出品リードの写真、リードの取り扱い説明書。

 何しろヤフオクで落札することはあっても、これまでに一回も出品したことがないので、不安がいっぱい。

 ネットでリードを購入すると、製作者独自のリード取り扱いの注意書きを添えてくれていることが多い。なので、私も取り扱い説明書を添付することにした。



 調整に関しては、スペースが限られているのであまり細かくは書いておらず、だいたいこんな所を削ると、こんな感じになると、いう程度にとどめた。

 問題は、リードの仕上げをどこまでこちらでやっておくか、というところ。故・田中雅仁先生によると、市販リードの定義は次の五つ。

①平均的な奏法・楽器に合うように作られたもの
②製作者の演奏ポリシーを反映しているもの
③(製作者にとっては)100%の仕上げではなく、(調節可能なように)まだ削る余地を残しているもの
④新しいうちに柔らかく、そしてピッチが低く
⑤吹き込むうちに固く、ピッチが高くなるもの

 以上からすると、あまり手を入れすぎない状態のほうがよい、ということになるが、調整を自分でやったことのない人には、手元に届いたときにある程度吹きやすくなっていたほうがよいとも思う。

 なので、目安として私が吹いたときに少し重く感じる程度にしておこうと考えている。プッペの先を切ってメーキングマシンにかけ、少しヤスリとナイフを入れたときに7割くらい。それから何日か日を空けて、吹奏感(重さなど)音色などの調整をするところで8割。そこからまた日を空けて、発送前にもう一度調整して8割5分。

 計三回の発送前調整で8割5分までにして、残りは、吹きながら(リードの変化に合わせて)各自で調整していただくことにしよう。

 出品価格については、アンサンブルの仲間に相談して、このくらいならいいんじゃない、というところを設定した。ネットではかなり格安のリード(1本千円以下)もあるが、そこまでは安くなく、専門店でプロの方が作製したリードまでは高くない程度。

 年内に1回出品できるといいな。
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