バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

糸巻とケーンの厚さと今日のリード10/24

2009年10月24日 | リード
先週組み立てたリードの糸巻きをする。



このケーンはいつものものよりも薄めなので、チューブの部分、特に第2ワイヤーあたりが細い。当然ながら内径が同じでも材料が薄ければ外径は細くなる。同じシェイパーでも厚さによって第1ワイヤー~カラー部分の丸まり具合が違うので、たとえブレード部分を同じ厚さに削っても同じ仕上がりとならない。

以前から疑問にというか、どうなんだろと思っていることがある。ブレード部分を厚さが同じになるように削った場合、ケーンが薄い場合は表皮に近く、ケーンが厚い場合は表皮と遠い部分で仕上がることになる。材質として表皮に近い部分は硬く内側に近いほど柔らかい、と思う(計ったこともデータもないのでそう思っているだけなのだが)。ならば、同じ材料でもガウジングする厚さによって材質に差が出るのではないか、と思うのである。

その実際のところはどうなのだろうか。極端な差はないのか、若干は違うのか、明らかに違うのか。まだガウジングもプロファイルも自分ではやっていないので、いずれ自分でできるようになったら色々と試してみたいと思う。

まぁ、それはそれとして、今日は2本削る。



ふと思いついて、メイキングマシンをかけるとき、いつもよりほんのわずかに厚くなるように調整してから削ってみた。気分で、といえば気分でなのだが、先端の処理をするときにもう少し手を加える余裕が欲しいと思ったからだ。しばらくこの厚さで試してみよう。
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