コルクグリス

10月に入って、どうもロングジョントの抜き差しがきつくなってきた。そんなに湿気があるわけでもなし、どうしたものかと思っていたが、先日ふと気がついた。コルクグリスか。



以前はヤマハのコルクグリスを使っていたが、指でとって塗るため面倒くさいと思い、今年の春先にスティックタイプのグリスに替えた。スティックタイプは指に付かないので使いやすいがグリスが硬めだ。たぶん、夏場は気温が高いため適度に柔らかくなっていたのが、気温が下がったため硬めのままで、そのため抜き差しがきつくなったと思われる。

そこで一度コルクについていたグリスを布で拭き取り、ヤマハのコルクグリスを塗ったところ、抜き差しがしやすくなった。なんだ、ヤマハの方には「ソフト」って書いてあるじゃないか。冬場はこのソフトタイプの方を使うことにしよう。

少し調べたところ、コルクグリスにはソフトとハードがあり、「お好みで」と書かれているショップが多いが、中には「新しいコルクにはハードを、使い込んだコルクにはソフトを」と使い分けを勧めているショップもある。また、ソフトの方には「冬用」と説明書きを付けているところもあった。

もしかすると、ソフトとハードの使い分けは常識なのかもしれないが、恥ずかしながら今まで知らなかった。みなさんはご存じでした?