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『このアニメがすごい!2008』

2008年04月29日 18時22分03秒 | アニメ・コミック・ゲーム
このアニメがすごい!2008このアニメがすごい!2008
価格:¥ 500(税込)
発売日:2008-04-17


それまでも時々はアニメを見ていたけれど、放映中のTVアニメをきちんとチェックして見るようになったのは昨年1月から。ブログのネタとしては、感想などかなり不定期になってしまったが、数多くのアニメを見た一年だった。作品の評価や感想については、未だに棚上げ状態であり、いつか書こうと思いつつ、2008年もまもなく5月となってしまった。
このムック本は、宝島社恒例のランキング本であり、2007年に始まったアニメを対象としている。この本を取り上げることで、書けなかった想いを書くきっかけにできるのでは、というのが購入の動機だったりする。

128ページと薄いが、定価500円なのでお手ごろと言えるだろう。
ランキングは57位タイまで掲載されている。20位までは写真入りで記事として紹介されている(1位4P、5位まで2P、10位まで1P、以下は半ページ)。
他はアンケートのコメントや雑多な企画が中心だ。ジャンル別ガイド、ノミネート作品リスト(237作品)もある。

ランキングへの評価は、まあ妥当かなといった感じ。もちろん個々にはどうかなと思う順位のものもあるが、知名度や流行が加味されていることを前提と考えれば仕方ないだろう。とりあえずランキングと一口コメントを付けておこう。感想を書きたいタイトルについては今後個別に記事を立てたいと思う。

1位 らき☆すた
アニメファンという対象を考えれば妥当な結果だろう。ある意味オタクリトマス試験紙(笑。

2位 天元突破グレンラガン
ガイナックスの面目躍如。いろいろあったが、2007年を代表するアニメの一つであることには間違いない。

3位 電脳コイル
私のランキングではダントツの1位。イマドキのアニメの本流ではないため知名度の低さがこの順位になったと思う。

4位 さよなら絶望先生
非常に面白い作品だけれど、これが4位ということにいい意味で少し驚きを感じた。

5位 ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序
ネットでの評判を目にして見に行きたかったのだが、機会を逃してしまった。DVDを購入しようかどうか迷っているところ。

6位 おおきく振りかぶって
正統派野球アニメが6位というのも面白い。まあ○女子人気にも支えられていたが。

7位 もやしもん
これも意外な高評価。面白い作品だったが、アニメとしてのインパクトはそう感じなかったのだが。

8位 ひぐらしのなく頃に解
第1シリーズを昨年秋にまとめて見て、この第2シリーズは録画したままとなっている。なかなかまとめて見る時間が取れなくて放置しているが、早く見たい気持ちはある。

9位 CLANNAD
基本的にPCゲーム原作ものはよほど興味を惹かれない限り見ない。これも1話を見て切ってしまった。

10位 みなみけ
面白いことは面白い。ただ「萌え」を除けばここまでの順位は付けられないだろう。

11位 School Days
先に書いたようにPCゲーム原作ものは見ないのだが、これだけが例外となった。作品自体だけでなく、作品や主人公への評価なども含めて非常に興味深かった作品だ。

12位 機動戦士ガンダム00
なんとなく見そびれた作品。通常は1話だけでも見るのだけれど。ガンダムというだけでもういいかと感じてしまう。

13位 ゲゲゲの鬼太郎
何度かちらっと見た程度。鬼太郎も「萌える」時代なのね。

14位 ハヤテのごとく!
ギャグとしてはイマイチだったし、パロディとしても『らき☆すた』などに比べればややインパクトに欠ける気もするが、ヒナギクさんの存在が全てを許す(ぉぃ。

15位 逆境無頼カイジ
原作コミックは当時読んだ。アニメは1話しか見ていないが、比較的原作どおりの印象を受けたのでそれ以後見なかった。

16位 モノノ怪
「座敷童子」の前後編を見た。ユニークだったが、時間的な制約もあって見るのを断念した。

17位 精霊の守り人
この作品については結構このブログで何度も述べた。悪くは無いが、もうひとつ物足りない作品だ。

18位 瀬戸の花嫁
ストレートなギャグアニメとしては昨年のナンバーワンだろう。もっと高い順位でもいいと思う。

19位 ぽてまよ
数話見たが、正直いまひとつ。受けそうなネタとは思うが、それをどう見せるかという部分が物足りなかった。

20位 バンブーブレード
「萌え」るヒロインだとは思うが、周囲のキャラにもうついていけなくなった。数話見て終わり。

21位 Yes!プリキュア5
流行っているのは知っているが、見ていない。過去のシリーズは何度か見たことはあるが。

22位 のだめカンタービレ
原作のファンだが、月9のTVドラマはついていけなかった。アニメは原作にかなり忠実だが、アニメらしさが欲しかった。

23位 魔法少女リリカルなのはStrikerS
1話のみ見たが、このシリーズの過去の作品を見ていなかったのでそれ以降は見ず。AT-Xでの過去のシリーズの放映を最近見ているところ。

23位 大江戸ロケット
中盤くらいまで見ていたが、もうひとつインパクトに欠けた。キャラは面白いんだけどね。

25位 河童のクゥと夏休み
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞作品。アニメファン向けじゃないので、この評価は仕方ないだろう。見ていないが、見たいと思う作品でもない。

26位 ひだまりスケッチ
順位低すぎ。見るうちにじわじわと面白さが伝わってくる作品。空気系アニメの真骨頂。

27位 こどものじかん
実はこれを途中までしか見ていないため、昨年のランキングができていない。エロさとイタさが同居した、見るのに”覚悟”が必要なアニメ。

28位 ef - a tale of memories.
1話のみ視聴。それだけで評価するのは酷だけれど、見続けたいと思わせる何かを感じさせなかったのは事実。

29位 おねがいマイメロディ すっきり♪
このシリーズはほとんど見たことがないが、この作品は1度も見ずじまい。

29位 がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
この作品についてはブログでかなり書いた。可能性を感じた作品だが、一方で期待を裏切られた作品でもある。

31位 地球へ…
中盤まで見た。やっぱり古臭さを感じてしまうアニメだった。

32位 ぼくらの
設定は面白いが、虚構っぽさが強く漂い、浮いてしまった印象を持った作品だ。それが作家の個性でもあるんだけどね。

33位 げんしけん2
オリジナルの回はさすがに面白かった。原作のファンなので、安心して見ていられる作品ではある。

34位 スカイガールズ
序盤の入りは悪くなかったが、終わってしまえばフツーの作品だった。これがランキング入りして『セイントオクトーバー』が入っていないのは納得できないが。

35位 魔人探偵脳噛ネウロ
関西では本放送が1クール遅れ。現在録画はしているがまだ見ていない。

以下略。以下は劇場作品などが多いが見ていないのでコメントなし。

一方、私のランキングは、

1位 電脳コイル
2位 セイントオクトーバー
3位 School Days
4位 らき☆すた
5位 ひだまりスケッチ
6位 さよなら絶望先生
7位 ひとひら
8位 天元突破グレンラガン
9位 ヒロイック・エイジ
10位 風の少女エミリー
次点 おおきく振りかぶって

というもの。キャラクターよりもストーリーや演出重視という傾向が出ていると思う。これらの作品についての感想は改めて語ってみたいと思っている。