日曜の昼にレベル上げに行った。青魔道士Lv72で、ネクストがまだ3万以上。73はまだまだかかると思っていた。
しかし、そのレベル上げが終わった時には、レベルは73で、しかも74まで半分を切っていた。
アズーフ島監視哨先のカダーバの浮沼。比較的空いてはいたが、決して独占とまでは呼べない状況。5時間弱という長期PTだったが、経験値は58600ほど(女帝込み)で時給は約12,000とすさまじいものだった。メリポ並だが、空蝉弐なしにここまで稼げるのだから驚きだ。
構成はナ戦青青詩学。戦青青がアタッカーで、ナ学がヒーラー、詩人が補助と釣りといった感じだ。
戦士がリーダーでかなり装備も優れている印象(タルなのでよく見えないけど(笑))。ランペで4桁とか出ていたらしい。青魔道士は二人ともディセバ持ち。インプ相手ならほぼ瞬殺といった感じになった。ナイトはスシを食べて最初のタゲを取るくらい。蝉回ししつつ一人に張り付いたらかばったりという動き。詩人はバメメヌ基本で釣りに大忙し。そして、学者。トンボ相手だとカーズドフィアでかなり被弾したが、それでもMPが切れたのは1回だけ。ほぼ休む間もなく連戦し、チェーンも二桁とか当たり前だったし切れようが何しようがペース変わらずの中でよくMPを持たしたものだと感心する。もちろん詩人などの回復補助もあったけれど、範囲化のアビは主にサイレナに使っていたので、範囲ストスキはほとんど使わなかった。金剛身もMPが足りなくて使ってなかったし(私はセットすらしてなかった)。
最近は自分でリーダーする場合学者は優先的に誘っている。青魔道士なので赤が最優先だが、赤学または詩学がいれば回復はほぼ任せられる。盾役がいても固定するよりタゲを回しながら戦ったほうが効率的になってきている現状では、ヘイストよりも範囲ストンスキンなどの方が価値が高い気もするし。ナイトや青魔道士がいなければ、MPヒーラーもいなくていい。召学なんて構成も悪くないだろう。
学者の強化によって白魔道士の価値が非常に下がってしまった。レベル上げでは学者がいない時に誘う感じだ(低レベルならまた話は違うが)。75であれば、シェルラVとデヴォージョンの分だけ白魔道士に価値があるが、学者にもメリポアビが導入されればその差はひっくりかえりそうな気がする。白魔道士のレイズに衰弱時間短縮効果をつけるとか、様々な強化がなければ白魔道士にとって辛い時代となってしまいそうだ。
今回のPTリーダーは、実は綺譚亭に「タゲ回しPT」という題で書いた時のリーダーだったりする。
昨夜組んだPTは、戦戦モ青赤詩という構成。
Lv68トップで、狩場はゼオルム火山。獲物の赤イモは「とて」だが連戦することで稼ごうという戦略だ。
結果2時間半足らずで23000(女帝込み)の稼ぎ。途中24チェーンなんてのもあった。6チェーン以降も当たり前で、チェーンが切れるのは獲物が枯れるせいだった。赤イモだけでは足りず魚やカニにまで手を出してもだ。
いわゆるメリポスタイル。しかし、本来それが成立するのは蝉弐があってこそと思っていたが、常識を覆された。
青魔道士で60代に入ってから印象に残っているPTは、青青青モ赤詩で火山の赤イモ、青青青モ学詩で浮沼のフォモルといった青魔PTだった。これらもタゲをうまく回すことで成立している。
もちろん詩人の存在の大きさは稼ぎにかなり直結しているし、何よりエレジーの価値が高い。赤も優秀だし、構成が良かったと言えばそれまでだが。
盾不足と言われて久しいヴァナで、もうレベル上げでは固定盾は必要ないのかもしれないとさえ思ってしまった。忍にせよナにせよタゲ回しの一員でいいのかもしれない。前衛の火力が全体的に底上げされ、特にアトルガンエリアでは乱獲気味に戦うことが最も効率的になっている。
ただそのことが黒魔をはじめ一部のジョブのレベル上げPTへの参加しづらい状況を作っているのも事実。複数の戦闘スタイルを用意するか、高速戦闘に対応できるようにジョブに改変を加えるかが必要とされているのに、開発陣の反応は鈍い。
ただ……こういうタゲ回しPTは楽しいんだけどリーダーとして組むのは難しい。一人でもそれに適応できないと全く稼げなくなりそうな予感もあるし。
特にNAPTで、タゲ回しできない前衛を見てしまうと余計にそう思ってしまう。
本人の火力が高いせいもあるけれど、何度か誘われていつもおいしい思いをさせてもらっている。結構構成は普通じゃなかったりするのだが。メリポスタイルをレベル上げにうまく取り入れている印象だ。
そして、メリポスタイルでは学者の価値はますます見直されるだろう。正直攻撃間隔短縮の意味でのヘイストより、範囲エン系を使った方が総ダメージは増えそうに思うし。学者の強化により構成の幅は確実に広がってきているが、まだまだヴァナでは認知は低い。