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[サッカー感想]2012/10/05-10/11

2012年10月13日 22時05分20秒 | スポーツ
★Jリーグ(第28節)

◆C大阪 3-2 鳥栖・・・三試合続けての3-2の勝利となったセレッソ。守備には相変わらず不安を残すも、攻撃に関してはセレッソらしさが随所に見られた。途中投入の吉野は短い時間ながら良さを発揮した。ただ扇原・山口はもう少しプレイの精度を上げたいところ。残留争いという目先の勝利以上に、若い選手たちには高い目標を目指してプレイして欲しい。

★ブンデスリーガ(第7節)

◆バイエルン 2-0 ホッフェンハイム・・・リベリの2ゴールでバイエルンが完勝。CLの敗戦後の試合で、コンディションの差はあったようにも思うが地力の差をきっちりと発揮したのは今期のバイエルンの良さが出たと言えるだろう。
宇佐美は守備の意識なども示しはしたが、見せ場を作るには至らず。試合に出続ける中でプレイの質を安定させることが大切だろう。

◆フライブルク 3-0 ニュルンベルク・・・序盤は一進一退も36分にフライブルクに先制を許すとニュルンベルクは苦しい展開に。終了間際に立て続けに失点して終わってみれば大差となった。2試合続いたDFのミスからの失点がようやくなくなり、ある程度試合の形にはなったが、得点力不足は深刻。
清武はトップ下でプレイする以上はもっと前へという意識が必要だろう。ポジショニングの改善やシュートの意識を高めることは常に示していかなければならない。今のチーム状況だともう一列下げて使うという可能性もあるが・・・。

◆ボルシアMG 2-0 フランクフルト・・・ここまで無敗だったフランクフルトは今期初黒星。ボルシアMGは9分にアランゴが芸術的なミドルを決め、24分に追加点。フランクフルトはこれまで得点力で守備の弱さをカバーしていたが、ボルシアMGを崩すことができずに無得点に終わった。
乾は精彩を欠き56分に交代。試合ごとに波があるのが乾の欠点。実力は疑う余地がないだけに、安定感が求められる。

◆ハノーファー 1-1 ドルトムント・・・前半はドルトムントが押して26分に先制した。しかし、クバやフンメルスが負傷で退くとハノーファーが押し気味になっていく。ホームで負けないハノーファーの勢いが増し、ついに86分に同点に。ドルトムントはCLのシティ戦に続いて終了間際に追いつかれた。決めるべきところで決め切れない試合運びに問題がある。ただ攻撃の連動性などはかなり良くなってきているのでケガ人の増加が最大の心配事だろう。

kicker誌の評価:内田2.5、清武4.0、酒井高4.0、宇佐美5.0、乾5.0、細貝と酒井宏は時間が短く評価なし(1~6までで少ないほど高評価)

★プレミアリーグ(第7節)

◆マンC 3-0 サンダーランド・・・開始5分でシティが先制。その後は一進一退が続くが、後半途中に投入したアグエロが追加点を決めると、終了間際にもゴールを決めて3-0の快勝。CLのドルトムント戦は終始押されまくったが、この日は自分たちのサッカーをしっかりやり遂げた印象。

◆チェルシー 4-1 ノーウィッチ・・・先制はノーウィッチ。最初のチャンスをホルトが決めた。しかし、すぐにトーレスのゴールで追いつくと、前半のうちに3-1と点差を広げた。マタ、アザール、オスカルの3人が揃うと現在のプレミアで最も連動性に満ちたサッカーを展開している。ケガ人を出さないことが当面の課題と言えるだろう。

◆ウィガン 2-2 エヴァートン・・・ウィガンが先制するとすぐにエヴァートンが追いつく。だが、ウィガンが勝ち越して前半を終える。エヴァートンはこれまでの好調さが影を潜め、苦しい展開が続いた。それでも87分に同点に追いつき勝ち点をなんとか獲得した。フェライニが精彩を欠いたことがチームの躍動を失わせてしまった印象だ。

◆ウェストハム 1-3 アーセナル・・・先制したのはウェストハム。しかし、前半終了間際にジルーが移籍後初ゴールを上げて同点に追いついた。ウェストハムはその後も良いサッカーを続けたが、77分に勝ち越しを許すと続け様に追加点も決められ1-3と敗北した。アーセナルにとっては苦しい試合展開を上手く制した形。ジルーが吹っ切れてくれることを望むが果たして・・・。

◆サウサンプトン 2-2 フルアム・・・サウサンプトンは幸先良く開始早々にゴールを上げる。ところが右SBが負傷退場し、SBの控えがいないこともあって吉田が右SBに入る。後半追いつかれ、終了間際には勝ち越しゴールを奪われ逆転負けかと思われたが、セットプレイから同点に追いつき貴重な勝ち点1を得た。
吉田は不慣れなポジションということもあり苦労しているのがありありと伝わってきた。右SBとしてのプレイはお世辞にも褒められたものではなかったが、チーム事情なので仕方ないところ。負けなくて良かったという試合になった。

◆ニューカッスル 0-3 マンU・・・マンUは序盤にセットプレイから2点を奪い試合を優位に進める。ニューカッスルは試合の立ち上がりに全体的に動きが鈍く、0-2になってからようやくエンジンがかかった感じだった。マンUは点差ほどの快勝とは思えなかったが、ルーニーが先発しようやくマンUらしさは出て来た印象。
香川は不慣れな右のハーフで出場。らしいプレイはほとんど出来ず、65分で交代となった。前節も左のハーフでプレイする時間帯があったが、良さが出たのは中に入ってのプレイであり、サイドで生きる選手ではない。特にこの試合の右でのプレイはかなり悪い内容で、他に選手がいなかったのかと思ってしまうほどだった。

★セリエA(第7節)

◆ASローマ 2-0 アタランタ・・・ユヴェントスに大敗したローマだったが、結果的には2-0とホームで完勝。ただ内容はアタランタに再三決定機を作られ、薄氷の勝利とも言えるものだった。守備への不安は改善されず、早急に建て直しが必要だろう。

◆ACミラン 0-1 インテル・・・開始3分にセットプレイからインテルが先制してスタートしたミラノダービー。インテルはミランの反撃をうまく凌いで戦っていたが、後半開始早々に長友が2枚目のイエローで退場。数的有利になったミランが一方的に押し始めるが決め切れず、審判の微妙な判定もあってインテルが逃げ切った。
ジャッジへの批判がかまびすしいが、両チームに公平にひどいジャッジがあったので、まだマシなレベルかと。ただイエローカードをかなり頻繁に出していたので、長友はもっと注意すべきだったのは確か。防げていたかどうかは分からないが。退場するはまでは主に守備で良い動きを見せていただけに残念な試合となってしまった。


2012.10.12 つぶやきし言の葉

2012年10月13日 02時19分04秒 | Twitter