奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

『電撃オンラインD』Vol.1

2007年09月07日 23時59分00秒 | FF11
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000UX753M&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&nou=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

エンターブレインの『ファミ通Connect!On』などネトゲを対象とした雑誌が増えている中、メディアワークスから『電撃オンラインD』が創刊された。DVDディスク2枚付属で1200円と価格的にはまずまずな感じ。内容をざっと見ていこう。

○オンラインゲームはじめて物語(5P)

電撃プレイステーションなどでおなじみの、まんがはじめて物語。特定のゲームではなくオンラインゲーム全般について書かれているため、的が絞れていない印象だった。魅力と危険性の併記は理解できるが、問題はこの雑誌のターゲットが誰なのかという点。ネトゲ未体験のプレイヤー向けとは言い難い内容だけに微妙な感じがした。

○ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団SPECIAL(40P)

メイン企画は全ジョブレベル別装備カタログ。各ジョブ1Pでレベル30、40、50、60、75のお勧め装備が書かれている。ただ性能や入手法には触れていないので、あくまでも参考。また、先のバージョンアップで大きな修正が入ったので、装備の方向性も見直しが必要かもしれない。
5周年記念アンケートは一つ一つの項目のスペースが小さくて物足りない感じ。この手の企画では、マイケルサイトさんの「第2回 マイケルサイト FFXI 国勢調査 2007」が素晴らしく、ファンサイトの力が上回っていると言ってもいいかもしれない。
座談会&インタビューは、古参プレイヤー、女性プレイヤーの座談会と声優の小西克幸氏のインタビュー。特別目新しい話もなく、物足りない印象だった。
電撃の旅団お馴染みの四コママンガは、通常のLSの話。特に恋愛話を中心に人間関係やオフ会などの良さと怖さに言及している。このあたりはFFXIに限った話でもないが、どうなんだろうね。

○モンスターハンターフロンティアオンライン(24P)

武器攻略などの攻略記事がメインといった印象。プレイしてないので分かりにくい感じを受けたがまあ仕方ない。開発者インタビューが2Pあり。

○METAL GEAR ONLINEなどメタルギアシリーズ(8P)

現在クローズドβテスト中ということもあって、攻略ではなく紹介記事となっている。その他今後発売予定の作品紹介など。

○みんなのゴルフ5(8P)

攻略というよりも紹介に近い内容だ。楽しむための情報提供と言うべきだろうか。開発者インタビュー1Pあり。

○THE iDOLM@STER(6P)

衣装&アクセサリーカタログと2Pの開発者インタビューがメイン。

○ハード別オンラインゲーム事情&キーマンインタビュー(18P)

PCを含むハード別の最新事情ということだが、特に興味深い情報があるわけでもなく、どれだけ意味がある企画なのか疑問に思う。

○オンラインゲームセレクション(29P)

PSUやRO2などの23タイトルを取り上げている。ただ基本的に紹介であり、1ページや半ページのものは本当にさわりだけだ。

●DISC1 ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団

エインへリヤル、アトルガンミッション「天狗の慧眼」、ビシージ、団長の一日、初期映像集など。コメンタリーが付くのが新鮮でいい。というか、あって初めて面白いと感じるレベルだろう。旅団の場合、キャラが立っていることもあって楽しめるわけだけどね。

●DISC2

MHF、MGS、アイマス、その他注目ゲームの映像集。DISC1を見た後だとコメンタリーがないのでつまらない感じ(苦笑。見たのはMHFだけだが、プレイ映像は、プレイしたことがないだけに興味深く感じた。ただ走り回るのは大変そう。やっぱりプレイしないと伝わってこないものは多分にありそうだ。

□総括

いまネトゲをプレイしている人向けなのか、これから遊んでみようと思っている人向けなのか見えてこない。『ファミ通Connect!On』などは前者のイメージが強いが……。誌面に関しては手探り状態って感が強い。正直買って読むほどの価値はなさそう。ただFFXIプレイヤーにはDVDディスクが楽しめる。まあこれ1本で価格分の価値があるかどうかは微妙だけれど。