2009年9月19~22日 西・奥・北穂高岳、槍ヶ岳 ”Vol.1はジャンダルム超え”
テーマ: 日本百名山 縦走 登山
天候: 晴れ、22日だけ曇り時々雨
西穂高山荘から、槍ヶ岳まで(地図)、登山教室TimTamの方々と縦走してきました。
ちょうど2年前穂高に登った時に、あの坊主頭の上に立ちたい!
と思い、密かに狙ってきました。
そして、今回念願の?ジャンダルム登頂並びに、大キレットも超えてきました。
天候に恵まれ、傷一つなくクリアです。
すんごい達成感、でした。
◆基本情報 :
・ルート:
1日目:新穂高ロープウェイ~西穂山荘(泊)
2日目:西穂山荘~西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~穂高山荘(泊)
3日目:穂高山荘~北穂高岳~大キレット~南岳~槍ヶ岳~殺生ヒュッテ(泊)
4日目:殺生ヒュッテ~上高地バスターミナル
*当初予定は、大天井・燕・中房温泉を考えていましたが、天気悪かったので下山しました。
・総距離: 1日目 2日目 3日目
・総時間: 2日目約10時間、3日目約10時間、4日目約5時間半。
・累積標高差:1日目 2日目 3日目
*時間見つけて、データ計算します。
*手書きルートはこちら。
◆詳細:(1日目、2日目)
19日松本駅に10時頃着。その後新穂高温泉に移動し、ロープウェイで標高2,100mの世界にひとっ飛び。
1時間程歩いて、西穂山荘到着。
西穂山荘は大賑わい。多くの人が、ジャンダルムを目指していました。
笠ヶ岳の存在感。
美しき夕日。
明日は期待できそうです。
-----<2日目>------
0430より、進軍開始。
DVDで予習はしていましたが、正直、ドキドキです。
美しき雲上の世界。
独標到着。
遠くにジャンダルム。
最初から登ったり、降ったり、大変です。
ピークに陽があたり始めました。
ピラミッドピーク到着。
来た尾根を振り返ります。焼岳、遠くに乗鞍。
横には、霞沢岳。
西穂高岳(2,909m)、到着。
ジャンダルムめざし、引き続き進みます。
この先の下り、なかなか危ないです。
慎重に進みます。
慎重に進みます。
登り、下りの繰り返し。緊張の連続です。
トラバース、なかなか高度感あります。
赤岩岳から西穂高を振り返ります。
引き続き進みます。
細かいアップダウンを繰り返します。
間ノ岳の登り。ザレ場、落石注意ですね。
間ノ岳から振り返ります。
間ノ岳(2,907m)到着。
まーた・・・降ります。
そして、まーた登ります。
「逆層のスラブ状」
ここは、、、逆コース+雨だと、、、余程の玄人でないとズリ落ちますね。
鎖は言うほど無いです。ホールドも、あんまないです。危険です。
少しずつ、西穂から遠ざかってますかね。
ジャンダルムは、まだ遠いです。
天狗の頭(2,909m)到着。
息抜き。 笠ヶ岳の存在感、すばらしい。
また、下り。
天狗のコル到着。
避難小屋跡、ここは、ビバーク最適です。
で、コルですから、次はまた登るんですよ。
引き続き、登ったり降ったりの繰り返し。
当然、トラバースもありまして。
前穂高。
・・・昔、どこを歩いて降ったのか。
さあ、ジャダルムへ。
前進。
ジャンダルム、ピークまで後一息です。
長かったです。緊張の連続でしたね。
横をふと見ると、、、クライマー。
飛弾尾根? すごい人がいるもんです。
ジャンダルム(3,163m)、到着!!
目の前には奥穂高岳。
その左には槍ヶ岳。
槍ヶ岳、ズーム。
ここから見た槍ヶ岳、とても格好よいです。
来た道を振り返ります。
しばし、余韻に。
*ジャダルム、西穂側のルートで登れば、比較的簡単にあがれるのですね。
引き続き進みます。この付近のトラバースは、、こわいです。
ロバの耳?から振り返ります。
ロバの耳の下り、、、とても危険です。
ルートもわかりにくいです。
先日事件の跡もありました。ご冥福をお祈りいたします。
ロバの耳を越えると、次は「ウマノセ」です。
馬の背、スタート。
ここは、登りで良かったです。
下りは、、、正直嫌です。
基本、切り立った崖ですから。
馬の背クリア! ピース。
いやー、よくやりました。
奥穂高岳、到着。
すんごい人です。
眼下に涸沢カール。奥に常念岳。
2年前に体感した空気を思い出します。
西穂高、ジャンダルム、馬の背、、等の苦労をかみしめ、
眺望を楽しみつつ、余韻にひたりました。
が、
10時間近くトイレに行っていないので、大がしたい。
進みます。
穂高山荘、すんごい人ですよ。
すんごい人。受付するのも一苦労。
*この日、小屋に600人収容。テント場は100張り以上。テント2-3人だとして、、、合計1,000人近くがこちらにお世話になったと想定します。
トイレ裏の、最高の夕日ポイントにテント幕営。
皆が集まってきました。
すばらしい。 明日も天気がさそうです。
>>>続きます。
*翌日は、奥穂高から、北穂高、大キレット、南岳、中岳を抜け槍ヶ岳と縦走してきました。
---
*2009年山行記録一覧はこちら
つっこみコメント、山行記録トラックバック大歓迎です
テーマ: 日本百名山 縦走 登山
天候: 晴れ、22日だけ曇り時々雨
西穂高山荘から、槍ヶ岳まで(地図)、登山教室TimTamの方々と縦走してきました。
ちょうど2年前穂高に登った時に、あの坊主頭の上に立ちたい!
と思い、密かに狙ってきました。
そして、今回念願の?ジャンダルム登頂並びに、大キレットも超えてきました。
天候に恵まれ、傷一つなくクリアです。
すんごい達成感、でした。
◆基本情報 :
・ルート:
1日目:新穂高ロープウェイ~西穂山荘(泊)
2日目:西穂山荘~西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~穂高山荘(泊)
3日目:穂高山荘~北穂高岳~大キレット~南岳~槍ヶ岳~殺生ヒュッテ(泊)
4日目:殺生ヒュッテ~上高地バスターミナル
*当初予定は、大天井・燕・中房温泉を考えていましたが、天気悪かったので下山しました。
・総距離: 1日目 2日目 3日目
・総時間: 2日目約10時間、3日目約10時間、4日目約5時間半。
・累積標高差:1日目 2日目 3日目
*時間見つけて、データ計算します。
*手書きルートはこちら。
◆詳細:(1日目、2日目)
19日松本駅に10時頃着。その後新穂高温泉に移動し、ロープウェイで標高2,100mの世界にひとっ飛び。
1時間程歩いて、西穂山荘到着。
西穂山荘は大賑わい。多くの人が、ジャンダルムを目指していました。
笠ヶ岳の存在感。
美しき夕日。
明日は期待できそうです。
-----<2日目>------
0430より、進軍開始。
DVDで予習はしていましたが、正直、ドキドキです。
美しき雲上の世界。
独標到着。
遠くにジャンダルム。
最初から登ったり、降ったり、大変です。
ピークに陽があたり始めました。
ピラミッドピーク到着。
来た尾根を振り返ります。焼岳、遠くに乗鞍。
横には、霞沢岳。
西穂高岳(2,909m)、到着。
ジャンダルムめざし、引き続き進みます。
この先の下り、なかなか危ないです。
慎重に進みます。
慎重に進みます。
登り、下りの繰り返し。緊張の連続です。
トラバース、なかなか高度感あります。
赤岩岳から西穂高を振り返ります。
引き続き進みます。
細かいアップダウンを繰り返します。
間ノ岳の登り。ザレ場、落石注意ですね。
間ノ岳から振り返ります。
間ノ岳(2,907m)到着。
まーた・・・降ります。
そして、まーた登ります。
「逆層のスラブ状」
ここは、、、逆コース+雨だと、、、余程の玄人でないとズリ落ちますね。
鎖は言うほど無いです。ホールドも、あんまないです。危険です。
少しずつ、西穂から遠ざかってますかね。
ジャンダルムは、まだ遠いです。
天狗の頭(2,909m)到着。
息抜き。 笠ヶ岳の存在感、すばらしい。
また、下り。
天狗のコル到着。
避難小屋跡、ここは、ビバーク最適です。
で、コルですから、次はまた登るんですよ。
引き続き、登ったり降ったりの繰り返し。
当然、トラバースもありまして。
前穂高。
・・・昔、どこを歩いて降ったのか。
さあ、ジャダルムへ。
前進。
ジャンダルム、ピークまで後一息です。
長かったです。緊張の連続でしたね。
横をふと見ると、、、クライマー。
飛弾尾根? すごい人がいるもんです。
ジャンダルム(3,163m)、到着!!
目の前には奥穂高岳。
その左には槍ヶ岳。
槍ヶ岳、ズーム。
ここから見た槍ヶ岳、とても格好よいです。
来た道を振り返ります。
しばし、余韻に。
*ジャダルム、西穂側のルートで登れば、比較的簡単にあがれるのですね。
引き続き進みます。この付近のトラバースは、、こわいです。
ロバの耳?から振り返ります。
ロバの耳の下り、、、とても危険です。
ルートもわかりにくいです。
先日事件の跡もありました。ご冥福をお祈りいたします。
ロバの耳を越えると、次は「ウマノセ」です。
馬の背、スタート。
ここは、登りで良かったです。
下りは、、、正直嫌です。
基本、切り立った崖ですから。
馬の背クリア! ピース。
いやー、よくやりました。
奥穂高岳、到着。
すんごい人です。
眼下に涸沢カール。奥に常念岳。
2年前に体感した空気を思い出します。
西穂高、ジャンダルム、馬の背、、等の苦労をかみしめ、
眺望を楽しみつつ、余韻にひたりました。
が、
10時間近くトイレに行っていないので、大がしたい。
進みます。
穂高山荘、すんごい人ですよ。
すんごい人。受付するのも一苦労。
*この日、小屋に600人収容。テント場は100張り以上。テント2-3人だとして、、、合計1,000人近くがこちらにお世話になったと想定します。
トイレ裏の、最高の夕日ポイントにテント幕営。
皆が集まってきました。
すばらしい。 明日も天気がさそうです。
>>>続きます。
*翌日は、奥穂高から、北穂高、大キレット、南岳、中岳を抜け槍ヶ岳と縦走してきました。
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*2009年山行記録一覧はこちら
つっこみコメント、山行記録トラックバック大歓迎です
西穂~奥穂、先越されちゃいました。(ジャンダルムは登った事あるのですが。)
凄い人ですね~。擦れ違いも大変そう。ホント、トイレのタイミングも難しそう。
今年もどうやらココには行けそうにないです。
でも、、稜線歩きが恋しくなりました。
穂高もかなりの混雑振りですね。
山で出会った方とこの連休で山小屋はどんだけ利益上げてるのかと話が盛り上がりました(笑)。
テン幕装備でこのエリアを歩くのは中々度胸も必要ですよね。
しかもしっかり撮影なされているようですし、さすがですね。
唐松・五竜の方からも槍は見えてましたよ。
写真を見て、こりゃ~我々はまだ無理じゃ~~と。。。怖いです。。。
連休前半はほんと、いいお天気でしたよね。
そのせいもあってか、やっぱりどこもすごい混雑だったんですね~。
続きのキレット越えレポも楽しみです!
私には一生無理ですーーー!
それにしても念願のジャン よかったですね!
お天気も最高だったし、これは達成感があるでしょうね。
ジャン越え、おめでとうございます!
テント装備で崖っぷちを登ったり、下ったりとすごいです。
このあとに続く大キレット、楽しみにしています。きっとすれ違っていると思います。
3日目午前までは最高の天気でしたよね。
私は3日目の朝、常念山頂から穂高のatsuさんを見てましたよ(笑)
無事かえって来れました。天候とtimtamメンバーのおかげです。
ジャン越えは、すれ違い少々。翌日の大キレット超えは、、、大渋滞でしたよ。トイレは、、、前後に人多く「小」をするのも気が引けました。ま、timtamメンバーがいたというのが大きな理由ですが。
縦走もありですが、沢から稜線、うらやましいですよー。
穂高、混んでました。確かに、1泊2食の料金、テントの料金、ビールの料金を考えれば、この日一晩の売上が見えてきますねー。
個人的には、厳しい環境で山ファンを支えてくれる小屋の方にはそれなりに儲けて欲しいと思ってます。
ザックと岩の距離感が最初とまどいましたが、すぐになれました。今回は、コンデジも持ってきたので、片手でホールド、片手でパシャパシャできました。一眼では、さすがに無理ですが。
唐松のテント場、うらやましいです。立山/劔/五竜をのんびり堪能できますよねー。
なかなか、びびりました。不帰キレットの比ではなかったですね。恐怖と場所なしで、小便ちびりそうでした。(笑)
今年の夏前半が微妙な天気。その鬱憤を、登山フリークの皆様この週末ではらされたのでしょーね。
人が多いのは仕方なし、天気よければよしということで。
いやー、まあ、山の楽しみは色々あるということで。
私も、稜線や、湖のほとりでテントを張って、めしと本でも読んでゆっくり過ごすのも、好きです。(ついつい歩いてしまいますが)
とりあえず、念願のジャン、最高のコンディションだったので、もう来なくてもよいです。(笑)