海男、日本百名山に挑戦! Vol.2

百名山に限らず、四季毎の登山、山スキー、沢登り、子連れ登山、キャンプなど。最近は、ファミリーアウトドア。

武尊山 ~台風一過!

2007年10月29日 | 登山

2007年10月28日(日) 武尊山 (ほたかやま、2,158m)
天気: ぴーかん! (登山、日本百名山)

◆ 概観 :
27日台風。 よくじつは必ず晴れる、と信じて登山のセットをして、早起き。
案の定、4時に目覚めて外を見れば、奇麗な星空。
よっし。
月並みですが、2週さぼっての登山。足慣らしにはちょうど良い武尊山。
最高の天気、程良い運動、源泉かけ流し温泉、うまい定食。
前日の欝憤も吹き飛ばしてくれた、台風一過でした。

◆ ルート : 
武尊牧場スキー場駐車場(0730)→武尊避難小屋→武尊山山頂(1130) ピストン
総距離 : 約18km
累積標高差 : 約1,200m
 *何気に、距離・時間・標高差、ありましたねー。




◆詳細 :

当初、東俣沢にある駐車場を利用して、お気軽登山をしようと考えていました。
(同駐車場を利用すると標高1,500m弱からのスタート)
ところが、土砂崩れのため?通行止めで、結局武尊牧場スキー場駐車場(1,070m)からのスタートになってしまいました。
当初は最も楽なコースの予定が、最も長くてシンドイ道のりに・・・。

 ・・・げっ!

ま、とはいえ、紅葉が奇麗なので、よしとしよう。
スキー場を、登山道?を無視して一気に斜面を登ります。 



登りきった後は、、あれ? 紅葉シーズンは終わってしまっている。。
ま、落ち葉も美しい。





牧場を登りきった後は、だらだらだらと、なだらかな登り坂。

しかも、前日の台風で足元は、泥!


(最初は汚れないようにと工夫していましたが、途中からは開き直って泥遊び気分)

稜線に出ると、、、
おー、日光白根が奇麗に白髪!





気持ち良いでっせ!

 



至仏山方面。
手前に照葉峡もあるのでしょう、奇麗に色づいています!
(以前、照葉峡をドライブした時は、めちゃ混みだったのを覚えてます)
ここから一望すれば、他に、誰もいない!



お、武尊山、かな?



前武尊側です。
秩父、八ヶ岳、そして富士山もうっすらと見えましたね。



昼食用の貴重な水を調達(菩薩界の水)して、11:30山頂に到着しました。



谷川岳、マキハタ山方面も色づいてますなー。




予定外の長距離と、泥遊びで、相当空腹。
ラーメンを大量に食べて帰りました。

当然、帰りも、泥!



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今回は、紅葉ということで、数枚色づき写真。








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武尊山 ~ 名前が神秘的 (ですが・・)

正直、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の名前が付けられている、
この山には、「登山」に関心を持ち始めた1年前よりずっと気に
なっていました。

で、改めて「ヤマトタケルノミコト」をチェック。
やはり、Wikiがわかりやすいですね。 
>>>こちら>>>
小学生時代読んだ、「まんが日本の歴史」の記憶が蘇ります。

で、肝心の同山との接点は、名前が付けられている、銅像があるわりには、、
微妙ですね。

Wikiでは、「東征の際に立ち寄った・・・」ことから命名。
それだけかいな・・。

詳しい方、教えてください。。。

PS) 武尊山とは話ずれますが、日本愛妻家協会なるものが
   存在していて、その協会の名誉会長が、ヤマトタケルノミコト
   だそうです。
   何故なら、ヤマトタケルノミコトは世界で初めて愛妻家宣言
   をした人だそうです・・・。(本当かいな)
   「我妻よ・・・」と嬬恋村で3回うたったから、だそうです。
   おもろい。






武尊山/ささの湯

2007年10月29日 | 温泉

2007年10月28日(日) 武尊山を満喫した後、ささの湯
に寄りました。

一言、最高に気持ち良かった
*先日、赤石岳に登頂した折によった赤石温泉・白樺荘なみです。


予定では、花咲の湯にしようかな、と思っておりましたが、
実際に建物等を見てみると、あまりに「趣がない」のでやめました。
(しかも、すごい混雑。。。)


で、「ささの湯」に行きました。。 しぶいー。
外観は、「おばあちゃんち」です。





露天風呂は、こんなイメージ。




内風呂はそこそこあったかく、露天はかなりぬるめ。 (冬場は、厳しいかも・・)
肩までつかり、しばらく熟睡させて頂きました。

源泉かけ流しで、肌はぱりっと、且つジンワリ芯から温まり、登山の疲れは飛んで行きました。
皆のブログをパラパラ見ていても、評判はよいですねー。

スペック情報は以下。 (詳細
【泉質】単純温泉
【泉温】41.5度 【湧出量】不明 【pH】8.3
【住所】群馬県利根郡片品村幡谷535 電話0278-58-3630
【浴槽】内湯、露天
【温泉利用状況】冬季のみ加温、かけ流し、消毒なし、飲泉可(内湯)
【日帰り入浴の営業時間と定休日】10時から21時  第1・第3水曜日定休   
【料金】500円








MUJI OUTDOOR/嬬恋キャンプ場 訪問報告

2007年10月21日 | 登山

10月20日/21日 無印良品キャンプ場(嬬恋)
を利用しました

 >>>公式HP>>>

天気は上々。 高速走っていると浅間山が顔だしました。
お?前日、雪が降ったとの話しです。 確かに頭が白く染まっていますね。



登山+キャンプ(テント泊)はよくやるのですが、
最近オートキャンプなるものは、てんでご無沙汰。
(受付の建物・・・おしゃれ。中には売店やら、レストランが・・・)



利用して一言、すごい手が行き届いている・・・。
極論、体一つで同キャンプ場を予約しても、テントから食べ物まで、一通りレンタル、調達が可能です。。
すごい。

ちょっとした焚き火やら、ボートやら、マウンテンバイクやらといったアウトドアならではの遊びも、準備万端。

(寒いですが、せっかくなのでボート遊び・・・。寒い)


(提携の温泉が目と鼻の先にあり、温泉にもつかれます。
 20:00までだったかな?400円/大人)

さすがに寒かったので同日利用者は、まばらでしたが、
夏場は、200サイト満席になるそうで。
会員は現状5万人だそうです。

当然、アウトドアを満喫できる環境も、申し分ないです。






ファミリー向け、アウトドア初心者向け、集団行動等には、最高だと思います。

個人的には、3,000m稜線にテントを張るのが、最高だと思っていますが、
シーンに合わせて、こうしたアウトドアサービスを利用するのは、ありですよねー。

ちなみに、同サービス、利用にあたっては会員登録しないと使えないです。

PS) この方のブログが詳しい!! 
 ・ピーカン!アウトドア・釣り・格安チケット・ペット趣味情報




悪沢(荒川)岳+赤石岳 ~ 強行突破!

2007年10月09日 | 登山
2007年10月7日(日)~10月8日(月) 
悪沢岳(わるさわだけ、3,141m)、赤石岳(あかいしだけ、3,120m)
天候: 7日晴れ (8日雨) (登山、日本百名山)


本山行、ありえないコースを1日で歩いてしまいました。
たぶん、ここまで無茶なことは2度としないと思います。


◆基本情報

・ルート: 
 1日目: 椹島ロッジ(04:00)~千枚峠(10:00)~悪沢岳(11:30+休憩)~荒川小屋(14:30)~赤石岳(17:30)~赤石避難小屋(18:00)
 2日目: 赤石避難小屋(0700)~赤石小屋(0815)~椹島(1030)~椹(1100)*~畑薙ダム(1200)
 *臨時バス、ありがとう東海フォレストさん。

・総距離 全体約25km
 (1日目:約18km、2日目約8km)
・累積標高差 1日目約2,816m 

  

テント背負っての、この行程、無理しすぎた。。。



◆詳細

0400 椹島ロッジ スタート。
明かりはヘッドランプと月明かり。「怖い」と思うと、本当に怖いので、「足元見えねーな」と、平静を保つ努力を行う。


時折、「うおー、がさがさ」と、何かの獣?の叫び声と動く音がする。 
びびらない、びびらない。



1時間半近く暗闇を歩くとやっと、太陽。       




遠くに、朝焼けの悪沢岳。




大分明るくなってきました。青空ですね!




しばらく歩くと、富士も。。。デカイ




もうすぐ千枚小屋ですが、木々の色も変わり始めてます。





千枚小屋 に到着。





富士も良く見えます。 ここで朝を迎えるのもよいでしょうね。




一休みして、更に上に。
秋めいてきますね。 快晴の中、とても心地がよい。




紅葉のトンネル。





千枚岳手前より眺望が開けてきます。




やっと、千枚岳到着。
すでに、椹島ロッジから約9km、標高差1,700mを登りました。。。
もう、疲れましたよ。





しかし・・・引き続き登りが続きます。
悪沢までは約300mの標高差です。





稜線は、めっきり秋です。





後ろを振り向けば、いつも富士山





悪沢岳到着ー。
できることなら、ここにテントを張って寝たいです。





塩見、北岳、その奥は鳳凰ですか。
来た甲斐があります。




こちらは、赤石方面。
結構下りますよね・・・。




さあ、あまり時間ないので、中岳に向けて出発。




中岳避難小屋が見えてきました。




荒川中岳到着。




中岳下のカール




グイグイ下ります。




荒川小屋到着。
中岳から約450m程下ってしまいました。
もったいないよ。




空が美しいです。





これは・・・。何でしたっけ。




大聖寺平、強風が通り抜けていました。
雲が入り込んでますね。





途中で、ザックを放り投げて、しばし休憩。
真面目に、足が動かなくなってきました。




もう、亀歩きです。




赤石手前?
またまた眺望が出てきました。




夕日が山肌にあたり美しいです。
先の頂上が赤石岳でしょうか。




これはこれで、神秘的です。
疲れを忘れます。




黄金の国ですね。




赤、黄、緑。
と、のんきな記事を書いていますが、実際はかなりの強風です。






ついたー、
と思ったら、小赤石。
なんだよ、小って。 十分でかいです。




グイグイ陽が落ちていきます。




あ~(悲)
もう、あなたは落ちてしまうのですか。




一体、ここはどこだろう。




頭は真っ白。
外は真っ暗。

その中に、ぼーっと赤石岳の道標。 ・・・ついた。






避難小屋では、2組いらっしゃいました。
夜遅く?(18:00)の到着、ごめんなさい。


テント、何でもってきたんだっけ?


椹島ロッジから、悪沢を回ってきたという話しをしたら、
滅茶苦茶驚いていました。


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翌日 : 

前日の強風+雨。

そんなに苛めるなよ・・・と思いながら、超特急で下山。

0700に避難小屋を出発して、11:00の臨時バスに駆け込みました。



帰りに、
赤石温泉・白樺荘 によろうとしたら、登山者(下山者?)で一杯。

 *行き、余裕があったので、寄ったのですが、ここはかなりよいです。
 *大概、「景観いいねー」と楽しんでいるだけなのですが、温泉の質の良さを、素人でもわかる温泉。
 *しかも、「無料」

でも、人が多くて諦めます。

3日間着替えていない臭すぎる服をまといながら、更に下山。


どこだったかな、・・・忘れましたが、
温泉に入りかえりました。

今回は、バタバタでしたが、富士山のデカサを改めて感じました。


◆関連リンク

南アルプス南部の登山・観光情報(東海フォレスト)





【以下、蛇足】
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ちなみに、同山周辺の小屋は全て、東海フォレスト さんが運営。
同社の親会社、東海パルプ さんって、どんな会社なんでしょう。。。
ということで、軽くチェック。

どこぞのブログでは、地元のマフィアとか、書いてありましたが、、、

とんでもない、相当由緒ある上場企業なんですね。
明治40年大倉喜八郎 (大倉財閥)が設立した会社で、
先日経営統合されましたが、東証一部上場企業。
統合前でも、540億くらいの売上。
井川社有林 は、間ノ岳から畑薙ダム付近までの広大な土地のようです。
「国立公園」指定地でも、私有地ということがあるんだ、、(不勉強)
公費がでているのかは知りませんが、快適な登山環境を提供頂いているのは感謝ですね。
ただ、千枚小屋に行く途中、所々で「車道」と交差します。見晴台なる所は、車道でした。
・・・おいおい、こっちは必死で登っているのに、車でいけるのか?
と時折、興ざめしてしまいます。 社有林管理上、千枚小屋運営上仕方ないのでしょうが・・・



>>日本百名山山行記録一覧はこちら。


>>旧ブログ記事はこちら

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