海男、日本百名山に挑戦! Vol.2

百名山に限らず、四季毎の登山、山スキー、沢登り、子連れ登山、キャンプなど。最近は、ファミリーアウトドア。

甲武信岳【山行記録】~このルート、日帰りは辛い

2007年05月13日 | 登山
2007年5月12日(土) 甲武信岳(こぶしだけ、2,475)+三宝山(2,483m)

天候 : 晴れ


コンディションは最悪。昨晩1時過ぎまで飲んで、翌朝7時に東京を出発。
11時に到着し、それから登山。。。
ま、日も長くなっているし、PETZLのライトもあるし、何とかなるだろ。

ということで、気軽にスタート!


ルート
毛木平駐車場→十文字峠/小屋→三宝山→甲武信岳→千曲川源流→駐車場

時間
行き : 甲武信岳まで、約4.5時間弱
帰り : 駐車場まで、約3時間

・・・疲れたー。


なんて、ことは後で知ったことで、最初はぐいぐい昇る。


「桜も、よいが新緑もよいなー」「雪解けで沢の水も奇麗だ」
なーんて、気分よく登る。




それも、束の間、ひどい急坂・・・。
で、やっと辿り着く十文字小屋 (右側)



   
*途中、えらい荷物をしょった女性に会う。
 「おい、兄ちゃん、これからどこいくの」 
 「甲武信だけですよ」
 「これからかい? 無理でしょ。 小屋に泊って行きな。」
 (え、やっぱ、遅いのかな) 
 「今日は、気合の日帰りですよ、今度泊めさせてください」
 「元気がいいな、じゃあ、その丸太を小屋に持って行って、
  おばちゃんばてたよ」
 ・・・ということで、丸太をもって登らされた。  
  → 十文字小屋 小屋番のおばちゃん


で、引き続き、ぐいぐい登る。




で、やっと、景色がひらけた。 お、遠くに見えるのは八ヶ岳かな?



   

気持ち良いですねー。 尾根をひたすら歩きます。
ちなみに、登らなかったですが、武信白岩山 


   

途中で、軽アイゼン(4本)装着。
正直、すでに頭の中は、真っ白。 
日が上がっている間に帰ろう、という焦りから、
殆ど長距離マラソン気分で、「NO休み」で進んでいきます。





やーっと、三宝山! 甲武信岳よりも、高い三宝山到着!  
実は埼玉最高峰だそうです。
だけど、看板は、やたらとしょぼい。




よかった。。。甲武信岳山頂到着 (涙)






山頂からは、かろうじて、富士山が・・・。
(朝から登っていたら、きれいに見えていたのだろうに。。。)



「おーい」「おーい」とひたすら叫ぶ声が聞こえる。
すると、のっそのっそと山男。

ぶっきらぼうに、
「兄ちゃん、これからどうすんだ」
「いや、このまま駐車場に戻ります」
「そか」
「(叫んでいるのを見て)どうしたんですか?」
「いや、黒い犬と一緒に登ってきたが、途中でどっか行ってしまった」

・・・この人、どうやら、甲武信小屋のおっちゃん

山頂で、ラーメンを食して、下山。


途中、おー、これが千曲川源流。 日が上がっている間に見れてよかった。
でも、源流は雪の中。。。





降りていくと、いやー、この源流付近の沢は、本当に美しい。
とりあえず、飲んでおけ。 甘い。
(翌日、下痢になっていません)








沢で時間を忘れて、写真をとりすぎた。。 帰路を急ぐ。

すると、夕暮れ時間、おそらくいつもは人が少ない時間なのでしょう、
「シカ」と何度もご対面。 写真を撮ろうとすると、ギエーと叫んで逃げてしまう。
そして、遠くから観察。 

しかし、お尻だけ白くて、かわいく、目立っている。 隠れてないぞ。

オムツをはいているようだ。

なげー、ぢかれたー。とブツブツ言いながら、やっと駐車場。 
もう、ほぼ日が暮れてる。










◆参考にした山行記録
 「ハッピーの山歩」

◆教訓
 ・前日酒を飲むな!
 ・高低差約1,000m、距離15kmくらいかな、なめたらアカン。
 ・逆に、11時出でも何とかなる、諦めずに山に来い!

 ・毛木平駐車場 (県道68を突き抜け、ダートの道を抜けると、整備された駐車場)
  *トイレ、自動販売機があります



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