海男、日本百名山に挑戦! Vol.2

百名山に限らず、四季毎の登山、山スキー、沢登り、子連れ登山、キャンプなど。最近は、ファミリーアウトドア。

雪の八ヶ岳・天狗岳【登山記録】~ 寒い!でも絶景!

2011年02月15日 | 登山
2011年2月13日(日) 
渋の湯 ~ 黒百合ヒュッテ ~ 中山峠 ~ 東天狗岳 (ピストン)
テーマ:雪、北八、新雪
天候: 曇りのち晴れ
(Written by moko)


今回の3連休は、蔵王や西吾妻などモンスター巡りを企画してましたが、
全国的な荒天のため、断念。
最終日の晴れ間を狙って八ヶ岳へ。

本心は赤岳に行きたかったのですが、久々の雪山である上、
降雪直後のナイフリッジにびびりそうな予感大だったため、
初心に帰って基本に忠実に、ということで、天狗岳に行ってきました!
結果は大正解。非常に寒かったですが、北八の真っ白な雪景色を
堪能できました。


◆詳細

中央道の一部通行止めや、唐沢鉱泉の休業(単なる予習不足です)など、
想定外の事象あり、登山口の渋の湯の駐車場に着いたのは深夜2時半。
連休中くらい少しは登山前の睡眠を確保したいものですが、毎回学習できず。。

そして朝。
想定内の寝坊で、8時15分、遅い出発となりました。

諏訪方面は青空ですが、山にはまだガスが。
さてさてどうなることやら。




渋の湯の受付で駐車場(一日千円)のお金を払います。




昨日までの降雪でふかふかの雪道です。




朝は非常に寒かったですが、やはり登り始めると暑くなります。
気温は非常に低いので、なるべく汗はかきたくないのですが、、
難しいですね。。 ベンチレーション開けつつ、クールダウン。




唐沢鉱泉との分岐。
やっぱり唐沢鉱泉からの道はトレースほとんどありませんでした。




木に天使の羽。




どんどん雪がもさもさしてきました。




青空もちらほら! 
これは期待できそうです。




黒百合平、目前。
上は風が強そうです。




10時半ヒュッテ到着~。




相変わらず渋い佇まいです。




ふと見上げると、おいしそうな斜面ですねぇ。




ヒュッテ前は混んでいたので、中山峠まで行って
登頂準備。既に風が冷たい冷たい!
止まっていると凍えてきます。

出発して間もなく、東天狗がどーんと現れます!
雪煙がすごいです。






小海町方面も晴天!




竜宮城のようなまばゆさです。




人はたくさん入っていますが、風の強さで
トレース曖昧な場所もあります。




ヒュー。




振り返るとこの景色。




さすが連休。
たくさんの人とすれ違いました。




どんどん高度を上げます。
どんどん風が強く、体感温度が下がります。
しかし絶景です。




西天狗様。




まもなく山頂!




着きました~!
寒いけど、最高ですっ!




南八がどーん。




赤・阿弥陀の雄姿、
しびれます。
今日の稜線は風が厳しそうですね。




阿弥陀と南ア、絵になります。




こちらは金峰方面。




絶景ですが、寒いです!
少々休憩するも、長居は無用。

西天狗経由西尾根を下りたいと考えていましたが、
おそらくトレースは風に吹き飛ばされているであろうこと、
久々の寒さで体力も消耗気味であることなどを考慮し、
素直に来たルートを下ることにします。




引き続き雪煙。




シュカブラ~。
ひゅーるるるる。




あっという間に下りちゃいました。
カメラレンズは寒さで凍結気味です。
(atsuさんのカメラは早々にバッテリー切れ。冬は予備バッテリ-必須です。)




無事中山峠に帰還。
これで一安心です。




安心すると、、、
また始まりました。




ちょっかい出しまくり。
36歳男性、これでいいんでしょうか...?

 


黒百合ヒュッテ到着。
だいぶ寒さも落ち着きました。
こちらで腹ごしらえ。




1時10分、下山開始。
下りはさくさく行きましょう。




下山ルート、まるでスキーのようにすいすい滑り(転がり?)ながら
下りていたら、40分もかからず渋ノ湯に到着してしまいました!




下山後のお風呂はお気に入りの明治温泉に。
創業は明治のことですが、温泉の名の由来は「明らかに治る」から来ているとのことです。




そして。

南諏訪ICへ向かう途中、原村から見た八ヶ岳。
いつも絶景に足を止めてしまいますが、雪景色はまた格別ですね。



南方には仙丈、甲斐駒。
本当にいいところです。





心配した渋滞も事故渋滞10キロほどしかなく、
7時には自宅に到着。今回も素晴らしい山行となりました。

1ヶ月ぶりの二人の山、純粋に楽しかったです。
雪山は無理せず、欲張らず、今後とも安全に楽しんで行きたいと改めて思いました。




◆八ヶ岳、過去の山行記録

・110110 厳冬期、北横岳
・101002 北横岳 
・100425 残雪期、北横岳 ・・ レポ作成中 汗
・100327 積雪期、赤岳
・091227厳冬期、北横岳(北八ヶ岳)
・091128初冬、天狗岳、本沢温泉
・090816硫黄岳、横岳(八ヶ岳)
・090613編笠山、権現岳
・090607天狗岳
・090420阿弥陀岳
・090315 北八ヶ岳、ソフィアヒュッテ
・090307 赤岳、横岳
・090124 権現岳
・081220 赤岳

*八ヶ岳まとめページはこちら



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恒例の味噌仕込み【登山準備記録?】

2011年02月12日 | その他
今頃本当は東北のモンスター巡りの予定でしたが、生憎のお天気となったので
東京で停滞中。明日の晴れ間を狙いつつ、先週仕込んだ味噌の記録をアップします。




2011年2月6日(日)


山鍋に欠かせない味噌。
ここ5年くらい我が家では仕込みから始めています。

ということで今年もやってきました味噌仕込みの季節。
「味噌仕込みは花(*)が咲く頃に~」と最初に味噌造りを習った師匠の教えどおり、
今年もやりましょう。 

(*)花とは梅の花を想定しています。
 雑菌の少ない冬のうちに仕込みましょうというだけなので、
 手早くできるようであれば、年間を通して仕込めます。


今回使った材料は下記の通り。

1)北海道産大豆2キロ
2)練馬産玄米麹1キロ
     大麦麹1キロ
3)沖縄産天然塩1キロ

行程としては、

1)大豆を洗う
2)大豆を一昼夜水につける
3)大豆をゆでる
4)大豆・麹・塩を混ぜ合わせる
5)容器に詰める

の5ステップのみです。
このとおり、実は味噌仕込みってすごい簡単です。

 

仕込み前日、毎年お世話になっている練馬区(中村橋)にある麹屋・昔みそさん
麹を買いに行きました。(ネット注文もできます。)

お店はこんな感じで素敵です。






非常に風情のある佇まい。




今まで気づかなかったですが、あら!
なんとこちらのご主人も山屋さんでしたか!
ひとりにんまり。




てなわけで、材料がそろいましたので、
仕込み開始。


一昼夜水に浸した大豆を、前日の夜からコトコト大豆をゆでました。
(圧力鍋があればゆで時間は短縮できます。)
麹は予め塩と混ぜて塩切麹にしておきます。
大豆の煮汁はあとで使用するので捨てません。

大量の大豆にキッチンは大混乱ですみません。。




こちら山鍋宴会用の鍋、一年に一度だけ家でも活用されます。





まずは大豆1キロ分。
こちらは玄米味噌にします。




アツアツの大豆をつぶします。




今日は一年生のKちゃんが助っ人です。





大きい粒が無くなってきたら、玄米麹1キロと塩500g混ぜておいた塩切麹を投入。
大豆の煮汁を少しずつ加えながら、耳たぶくらいのやわらかさになるようによく混ぜます。
泥遊びのような感覚で楽しいです。





よーく混ざったら、熱湯消毒した容器に
入れていきます。このとき空気を抜きながら入れていくのがポイントです。
以上で終了。




第二ラウンドは麦味噌。
同じ行程を繰り返し、ラップをして1キロくらいの重しをして、
おしまいです!
あとは天地返しまでこの容器なのかで酵母菌・麹菌の闘いがくりひろげ
発酵を進めてくれるのを待つばかりです。




助っ人はお疲れのご様子で、すぐにごろん。
子供って、、、自由だ。。






がんばれ酵母菌&麹菌!!
今年も美味しい味噌ができるのがたのしみでーす。


以上、手前味噌記録でした。
(written by moko)






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